借金体質改善コラム 第22回「所有権と占有権」 - 借金返済・債務整理 - 専門家プロファイル

若林 正昭
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閲覧数順 2016年12月07日更新

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借金体質改善コラム 第22回「所有権と占有権」

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法律用語に「所有権」と言う言葉と「占有権」という言葉があります。この二つは似て非なるものです。所有権とは持ち主の権利、持ち主が誰かと言う事です。アパートを例に取れば、オーナーつまり大家さんが所有権を持つ人。一方占有権は現在そのものを使っている人、使う権利のある人のことです。

家の場合はそこに住んでいる人、つまり借家人が占有権を持つ人ということになります。大家さんは所有権はありますが占有権はありませんので、借家人がいる限りそこに住むことは出来ません。


さて、この所有権と占有権法律用語での理解はしやすいのですが、人間の脳はこの二つを区別しにくいのです。人類の200万年に及ぶ長い狩猟生活ではものを占有することと、所有することは常に一致していました。この二つが分かれたのは僅か5000年前とわれています。


借金は所有権は無いけど占有権はあると言う状況です。

人間の脳は所有権と占有権の区別はつきませんので自分のお金も借りたお金も自分のお金と勘違いしがちです。返済を迫られて借りていた事を思い出す人も少なく無いのはこのような理由です。


借金がかさんだ人へのアドバイスとしては、占有権はあるけど所有権が無いもの(つまり借りたもの)に関して、占有権も無いつもりでいるのがよろしいかも知れません。例えば、借りたお金は、別口座に入れておいて、家族の承認が無ければ使えない事にするとか工夫するのです。


所有権と占有権をリンクさせて借金を減らす工夫をしたいものです。

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