コーチングを活用すること - 仕事のモチベーション - 専門家プロファイル

須貝 光一郎
ベスト・コーチングプロ 代表者
ビジネスコーチ、経営者コーチ

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:仕事・職場

須貝 光一郎
(ビジネスコーチ、経営者コーチ)
阿江 忠司
(ビジネスコーチ)

閲覧数順 2024年04月19日更新

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

コーチングを活用すること

- good

  1. キャリア・仕事
  2. 仕事・職場
  3. 仕事のモチベーション

先日研修をした会社のことですが、参加者の方は皆さん以前
コーチングスキル研修を受けた方々でした。

ほとんどの方が、コーチングを仕事で活用がなかなかできたいないと
おっしゃっていました。

以前の研修テーマは、「職場でどのようにコーチングを活用するか」だったそうです。

今回この研修で感じたことは、コーチングは部下を指導するという捉え方を
している方が非常に多かったことです。

コーチングスキルの基本というと“傾聴”ですが、私はほとんどの方が
思うようにできていないのではないかと感じました。

しかし、参加者の方は、
「傾聴はできている」
「もっとレベルアップしたコーチングスキルを教えて欲しかった」
「職場のどんな場面で活用できるのか?」
「そんな時間は我々には忙しくないんだよ」
・・・・・・

コーチングは、本当にどんな場面でできると思いますか?
しっかりと時間を取って、相手とコーチングセッションをすることが
コーチングをすることなのでしょうか?

私は、そうは思っていません。

コーチングスキルは、コーチングフローの通りに行わなくても
職場のある場面で活用はできるし、継続的に行って初めて有効に機能する
のです。

そして、少しの変化から職場の風土が変わって行くのだと思います。
劇的な変化はコーチングを活用しても起きないのです。

学び、理解しても行動しなくては成果は出ないと思います。
また、コーチングをしようと考えて自分の感情が応答しなければ
活用は難しいでしょう。

コーチングを学ぶマネジメントの仕事をされている方にお伝えしたいのは
「皆さんは、何のためにコーチングを学びたいのですか?」
「そして、皆さんのお仕事はどんなことでしょうか?」
「皆さんは部下の方にどのようになって欲しいのでしょうか?」
「皆さんは部下のためにどんなことをしたいともいますか?」
「それによって、皆さんは何を得れるのでしょうか?」
「あるいは、得たいのでしょうか?」

コーチング最初にクライアントとお話しするのは、
「クライアントが欲しいゴール」についてです。

“明確なゴール”が描けることができて初めて動けるのです。
そして、コーチングができるのではないでしょうか。

ゴールを相手に描かせることがまずは一歩だと思います。

このコラムに類似したコラム

【No. 5】「ほめる」って? 若狭 喜弘 - パーソナルコーチ(2010/06/18 13:00)

仕事の依頼を上手に断る方法とは 杉浦 詔子 - ファイナンシャルプランナー、カウンセラー(2018/01/21 00:03)

長所と短所は裏表ー集中力 関澤 由香 - キャリアカウンセラー(2014/03/11 10:24)

長所と短所は裏表ー負けず嫌い 関澤 由香 - キャリアカウンセラー(2014/03/06 16:15)