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山中 伸枝
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閲覧数順 2016年12月07日更新

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日本国債のデフォルトについて考える

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前回まで、国債の行方について悲観的な見通しを述べて参りましたが、日本国債のデフォルト(金利の支払い停止、償還の停止等)が有るのかと言いますと、その可能性は当面(かなり長期間になります)は低いと、私は考えています。

利子の支払の面から考えますと、既存の国債分の金利は、一部を除き固定金利で発行されています。従いまして、販売する為の新発債の金利は上がりますが、すぐに利子の支払額が増える訳ではありません。例えば10年利付国債(315回)の利率は1.2%です。今後10年間はこの利息を支払えば良いことになります。
また、20年利付国債(61回)の利率は1.0%ですので、20年間1%の利息で済みます。
このように、利子の支払いが出来なくなるような最終段階はまだまだ先と考えています。

きた、償還(額面で期日が来ましたら額面で還ってくる)がされない、減価されてしまう事もかなり先になります。このことが発生するのは、国債の新規発行が出来なくなる場合です。現在も既存の国債の償還金は新発債を発行して賄っています。利率は上がり(価格は新規の発売は続くものと考えます、新規に発売が出来なることは、日本政府の徴税能力の市からいが絶望的に下がる時です。日本に国民と生産手段がある限り、政府は増税でしのげば足ります。従って償還はされ続けます。

ただし、100円のものが100円で還ってくるのですが、インフレの進行に伴い、お金の価値はインフレ率の分だけ軽く為っています。当初の100円で買えたものが、償還時には120円出さないと手に入らないかも知れません。

では、国債は購入しない方が良いのかとのご質問には、2年利付債券と個人向け国債10年変動の購入についてご検討されるようお勧めしています。

理由は、2年間の投資であれば、金利の高騰が有っても、2年後には額面で償還されるのですから、償還されたお金で高金利商品の購入に充てられます。
また、まだ先行きが安定していると判断された場合には、2年利付国債を再度購入して、もう2年お待ちください。利率は低いものの、安心のため、このように中期国債を買換え続けるのも投資手法の1つです。不確実の時代に資金を寝せない方法とお考えください。

個人向け10年変動も検討に値します。変動金利ですので、市中金利が上昇すれば利率が変更されます。10年間の長期ですから、このような先行き不透明な時期に適した国債です。
また、途中で有利な商品に乗り換えるにも、日本政府が買い取りを保障していますので、換金が容易です。ただし、購入後1年間は売却できず、また、元金は前2回分の利息が引かれて手元に戻ります。世界的にみても,きわめて一般投資家に有利な条件の国債です。


文責
ファイナンシャル・プランナー
独立系顧問料制ファイナンシャル・アドバイザー 

吉 野 充 巨

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