前回、子供は感情の塊だという話をしました。
しかし、これまで沢山の家づくり相談などを通じて体感してきたのが、子供も年齢を重ねると、感情を抑えて論理的に話をしないといけないと思うようになってくることです。それは、相談に来られる子供さんの年齢とものの考え方を沢山見てきたのでそのことが伺えます。
なぜそうなるかというと、そうしないと社会や友達とうまく接する事が出来ないと思うからです。
その1つには、父親の存在があります。
子供から見れば、父親は圧倒的な勝者で、自分の誇れるヒーローです。
そして、父親が自分の感情を出さず、論理的に話をしている姿を見て、「感情を示すのは弱虫の証拠だ」と思い込んでいきます。
果たして「感情を示すのは弱虫」な事なのでしょうか?
(後半につづく)
このコラムの執筆専門家
- 八納 啓造
- (建築家)
- 株式会社G proportion アーキテクツ 代表取締役
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「子供の住環境を考える」のコラム
子供とのコミュニケーション その7 (後半)(2007/11/15 23:11)
子供とのコミュニケーション その6 子供は感情の塊(2007/11/11 23:11)
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