おはようございます、いよいよ2月突入。
さて税理士の繁忙期、ゆるりと平常心で参りたいところです。
昨日からの続き、小さな会社と会計について。
粉飾について考えていますが、今日は数字でない部分について。
現預金残高が粉飾時にはおかしな動きになりやすいと触れましたが、
それに併せて注記事項などについてもチェックする必要があります。
昨日の記事で日本語での説明によって税務調査が省略された事例を
紹介しましたが、このような言語の重要性は会計において
年々高まっています。
金融資本の肥大化などに伴い、これまでには存在しなかった商取引が
頻発するようになってきていることも関係しています。
とてもではないですが、数字を追っているだけでは何をしているのか
分からないような取引が年々増加しているのですね。
疑われないように言語で説明をしておく。
あるいは誰かを騙すために言語を弄する。
会計におけるそんな側面について少し。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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