あなたはプレゼンテーションが上手くなりたいですか?
今回は、「プレゼンテーション・15個のチェック」の
10個目「10. 相手に伝わる表現方法を使っていますか?」から、
「プレゼンテーション・相手に伝わる」をご紹介します。
プレゼンテーションの準備をしている時に、
A:「 上手く伝えられるかな~ 」
B:「 上手く伝えるにはどうしたら良いのだろか? 」
こんな視点で考えていませんか?
間違いではありませんが、これは自分が軸になった自分軸の考え方です。
プレゼンテーションをかっこよくできた自分を評価して欲しい、という欲求が含まれています。
プレゼンテーションの目的が、「プレゼンテーションを上手くやること」にすり替わってしまっている場合があります。
プレゼンテーションは、伝える(話す)側が主役ではなく、聞いてくださる(相手)方が主役です。
主語を聞いてくださる参加者に変える相手軸だとこうなります。
A:「 伝えたいことが伝わるかな~ 」
B:「 今回の参加者に伝わる表現方法はどれだろうか? 」
どんなにかっこ良いプレゼンテーションができても、相手に伝わらなければ失敗です。
かっこ悪くても、上手にできなくても、相手に伝わることがプレゼンテーションの成功だと私は思います。
「 伝える < 伝わる 」
そのためには、プレゼンテーションの目的がすり替わらないようにしましょう。
人生の中で取り戻すことのできないのは「 時間 」です。
聞いてくださる相手の貴重な時間を、無駄な時間ではなく、有意義な時間にすることができたとき、仕事の評価もあなたの評価もあがることでしょう。
人は自分軸で物を考える傾向にあります。
プレゼンテーションは準備段階から、相手軸で考える習慣をつけましょう。
・今までのプレゼンテーションは、「 伝えること 」or「 伝わること 」のどちらを重視していましたか?
このコラムの執筆専門家
- 吉武 利恵
- (東京都 / 人の印象の専門家)
- リリア株式会社 代表取締役
人と人のコミュニケーションに欠かせない印象マネジメント
イメージコンサルティング、コーチング、カウンセリング、の技術を習得後、自身のブランディングの効果を元に、人の印象の専門家として、人のポテンシャルを最大化させる「印象マネジメント」を体系化し、企業向け、個人向けサービスとして現在展開中。
「プレゼンテーション」のコラム
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プレゼンテーション 99 ~情報を開示する~(2013/07/29 11:07)
プレゼンテーション 98 ~コントラストを付たシナリオ作り~(2013/07/22 11:07)
プレゼンテーション 97 ~場面転換を取り入れる~(2013/07/15 11:07)
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