- 荒川 雄一
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
- 東京都
- 投資アドバイザー
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- 大山 充
- (シニア・エグゼクティブ・アドバイザー)
- 大山 充
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こんにちは!
さて、国際通貨基金(IMF)が、24日に2012年の経済見通しを発表しました。
前回の昨年9月の見通しに比べ、今回は、世界経済全体で0.7%マイナスに修正され、3.3%の見通しとなりました。
一番の要因は、ユーロ圏の問題がまだ解決の糸口が見えないため、前回は、1.1%成長と見込んでいた数値を、“-0.5%”に下方修正を行った点が挙げられます。
また、今まで世界経済をけん引してきた中国をはじめとする新興国が、経済成長の速度が落ちてきたことも要因と言えるでしょう。
世界経済並びに、各国の経済見通しは以下のようになっています。
2012年経済見通し 前回との修正幅
世界 3.3% -0.7%
日本 1.7% -0.6%
米国 1.8% 0.0%
ユーロ圏 -0.5% -1.6%
中国 8.2% -0.8%
インド 7.0% -0.5%
ブラジル 3.0% -0.6%
ロシア 3.3% -0.8%
ポイントとしては、前述のユーロ圏の大幅な下方修正がありますが、それ以外、最近の指標に改善の兆しが見える米国を除き、大半の国が下方修正された点が挙げられます。
実際、現在の世界情勢は、上記の見通しの通り、世界的に金融緩和の流れとなっており、今年の経済は、昨年同様手探りの状況が続くこととなるようです。
日本国内においては、消費税問題等で、国会は空転しそうな様相を呈していますが、世界から観た評価としては、消費税10%でもまだまだ足りないとみられています。
今年は、日本にとっても、大きな“山場”を迎える年となりそうですね。
それでは、今週末も、穏やかな日となりますように!
このコラムの執筆専門家
- 荒川 雄一
- (東京都 / 投資アドバイザー)
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
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