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うえた さより
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閲覧数順 2016年12月08日更新

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香港、中国への出店を考える:日式レストランの可能性<前編>

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<日式レストランは大盛況>

 ここ数年間の諸々の事件以来、中国に関するニュースでは政治的な緊張が強調されていますが、外食企業の中には膨張する中華経済圏に目を向けて、現地に進出する動きも活発になってきています。

 政治的な緊張感とは逆に、香港では「日式レストラン」(日本式レストラン)が大盛況です。

 

 「日本式」ですが、必ずしも和食だけではなく、焼肉やイタリアンなどの業態も含まれます。要は、日本人もしくは日系資本の経営にあるお店ということです。

 例えば、一昨年12月に九龍湾地区に出店した「牛角」は、オープン当初からこれまで現地のコリアンBBQ(韓国料理&焼肉)を凌ぐ人気店となり、当初想定していた客単価(2,200円/人)も大きく上回り3,000円/人を超えています。

 

 香港の場合、長年にわたって英国統治下にあった影響もあり、早くから各国の料理店が進出していたことや、世界中から観光客が訪れ、中でも日本人観光客は上得意先であること、大陸と違い反日教育の影響が薄いこともあり、日式レストランを受け入れる下地がもともと出来ていました。

 

<高い所得水準>

 香港は、香港島と九龍半島を中心とする狭いエリアに約700万人の人口を抱え、1人あたりGDPも我が国(32,554ドル)を大きく上回る42,653ドル(2009年、購買力平価ベース)です。

 また、1997年のイギリスからの返還後も、いわゆる「一国二制度(香港行政区基本法)」により、2047年までは現在の資本主義経済システムを維持することが決められています。

 

 もともとイギリスの植民地だったこともありどこでも英語が通じ、返還前から日本人観光客が多いこともあり、繁華街の商業施設では日本語も通じる店も少なくありません。

 以前、返還前の93年と返還後の99年、直近では2007年に香港(及びマカオ)を訪問していますが、来る度に街がきらびやかになっており、一昔前の暗い路地といったイメージはもはや影を潜め、人々の顔も明るくブランド物を身につけて歩く姿も普通になっていました。

 街中でジャガーやロールスロイスなどの旧宗主国イギリスの高級車に加え、ベンツやポルシェ、アウディ、レクサスなど世界中の高級車がそこらじゅうを走っている景色は、残念ながら我が国では銀座でも見られなくなっています。

 

<大陸出店への足掛かりに>

 香港そのものが外食企業にとっては大きな市場ですが、さらに中国大陸への進出の足掛かりとしても有用です。

 先述の「一国二制度」により、中華人民共和国の一部でありながら事実上「香港人」、「香港企業」として自由な経済活動が保証されています。

 

 このため日本企業が直接、大陸の現地企業と組むよりも経済的な自由が保証されている(つまり我々と同じビジネス感覚)香港系の企業と合弁事業を行う方が、カントリーリスクを含む諸々のリスクヘッジを考えると、安全かつビジネスの立ち上がりが早い、また収益の本国への還元も容易です。

 後編では、現地で人気のあるレストラン業態を見てみます。

 

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