事業承継と遺言と相続欠格事由の関係 - 家事事件 - 専門家プロファイル

村田 英幸
村田法律事務所 弁護士
東京都
弁護士

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:民事家事・生活トラブル

鈴木 祥平
鈴木 祥平
(弁護士)
ジコナビ代表 前田修児
(行政書士)

閲覧数順 2017年05月23日更新

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

事業承継と遺言と相続欠格事由の関係

- good

  1. 暮らしと法律
  2. 民事家事・生活トラブル
  3. 家事事件
相続

6 遺言と相続欠格事由の関係

 詐欺または強迫によって,被相続人が相続に関する遺言をし,またはその取消・変更することを妨げ,あるいは,これをさせた場合(民法891条3号4号),相続に関する被相続人の遺言書を偽造・変造,破棄又は隠匿した場合(民法891条5号)には,その相続人は当然に相続資格を失います。被相続人は,遺言をする際,この相続欠格事由を相続人に知らせることで,相続人による被相続人への不当な干渉を予防することが可能になると思われます。

 なお,相続人の行為が相続に関して不当な利益を獲得することを目的としていなかった場合には,民法891条5号所定の相続欠格者には当たらないとされます(最判平成9・1・28民集51巻1号184頁)。

 また,遺言書に欠けていた押印等を補充する行為は,遺言書の偽造・変造に当たるが,遺言者の意思を実現させるためにその法形式を整える趣旨でされたにすぎないときは,欠格事由にはならないとされます(最判昭和56・4・3民集35巻3号431頁)。

このコラムに類似したコラム

相続人になることができないにはどのような場合ですか? 東郷 弘純 - 弁護士(2013/05/05 10:00)

遺言書ー公正証書遺言を利用する場合の費用 村田 英幸 - 弁護士(2012/01/22 13:54)

Last Mission 遺言執行者のお仕事 パート2 白木 麗弥 - 弁護士(2012/02/01 09:00)

Last Mission 1 〜遺言執行者〜 白木 麗弥 - 弁護士(2012/01/12 21:28)