「株立ち」と呼ばれる樹 - ガーデンデザイン・造園工事 - 専門家プロファイル

花 仁志
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大阪府
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閲覧数順 2016年12月02日更新

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「株立ち」と呼ばれる樹

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<ナチュラルな>につきものとして上げられる<株立ちの木>。
 自然の林の中は、株立ちの樹ばかりだと勘違いしていませんか?
ツツジなどの中低木には株立ちになりたがるものも多数ありますが、私の周りの高木の林の中では、通常あまり株立の樹はありません。林を形成する途中で、樹幹争いをして、太陽を奪い合います。誰よりも早く頂点に上りたいので、1本の幹に力を集中させます。その過程で、幹を株立ちにする馬鹿は少なく、単幹or双幹のものがほとんどではないでしょうか。「樹を見て森を見ず」と言う言葉がありますが、「森を見て樹を見ず」で、森全体を見ていると株立ちの樹ばかりに見えますが、目を株元にやると単幹や双幹の樹がほとんどなのではないでしょうか。
 大木が何かの原因で折れてしまったり、人間が切った場合、そこには太陽がさす空間ができます。その場合、根元が生きていると、切られた部分や根元から沢山の芽や枝が伸び、株立ちになることがあります。
 株立ちとは、こうした特殊なケースか、人間が仕立てて作ったものがほとんどなのではないでしょうか。
株立ちとは人間が造った、限りなく自然とは遠い樹形だと私はそう認識しています。
 ただ、お庭に株立ちの木を植えると、なぜか昔からそこに生きていたかのように、「そよそよ」と「さらさら」と自然な表情を出します。
 <ナチュラルな庭>とは、地球上の自然をコピーすることではなく、昔からそこにあったような、自然な表情を持った庭のことをさすのだと私は考えます。

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