プレゼンテーション 22 ~抑揚をつける箇所~ - プレゼンテーションスキル - 専門家プロファイル

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閲覧数順 2024年04月18日更新

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プレゼンテーション 22 ~抑揚をつける箇所~

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プレゼンテーション

あなたはプレゼンテーションが上手くなりたいですか?

 

今回は、「プレゼンテーション・15個のチェック」の

8個目「8. 話すスピードは適切ですか?」から、

「プレゼンテーション・抑揚をつける箇所」をご紹介します。

 

ボソボソ小さな声で話したり、一本調子で話したりしている方の話を、ずっと聞くことは辛いですよね。

そして、内容を聞き取ることも難しいのではないでしょうか。

 

上手く話すとは、相手にとって聞き取りやすいということになります。

聞き取りやすくしてあげるための一つとして、声に抑揚をつけてあることができます。

 

抑揚とは、

声のボリュームを上げたり(強く)、下げたり(弱く)

声のスピードを速めたり、遅くしたり

声にニュアンスを付けてあげることです。

 

「おいし~い、おいし~、石~やき~い~も~」

「おべんと~は、いかが~ですか~」

などのニュアンスをつけ過ぎる抑揚は、プレゼンテーションで利用しません。

 

プレゼンテーションで効果的に抑揚をつける箇所をご紹介します。

 

◆  抑揚をつける箇所 ◆

 

1. 相手が知っている言葉や情報

 

話にメリハリをつけるときに利用できます。

既に知っている言葉をゆっくり時間をかけて話されると、話が間延びしやすい、眠くなるなど、聞いている方の緊張感が緩みリラックスし過ぎてしまいます。

はっきりと発音することが前提であれば、話すスピードを速くしても大丈夫です。

しかし、滑舌が悪い、声がこもって伝わり憎い特徴のある方は、あまりスピードを

速くし過ぎないようにしてください。


2. 相手にとって始めての言葉や新しい情報、記憶に残してほしい言葉や内容

 

ゆっくりとしたスピードではっきりと発音します。

話している本人が遅すぎるのではないかと思うくらいゆっくりです。そして、声のボリュームは上げましょう。 

突然、ゆっくり、大きな声で発音した言葉に対して、「ここが重要だな」っと相手が感じてくれます。

 

 

相手の表情を観察して、話している内容の理解度を予測することができるようになればベストですが、そこまでの余裕はなかなか難しいですよね。

そんな時は、

「ご説明のスピードはこの位でいいでしょうか?」

と、早めのタイミングで聞いてみてください。

相手が良いと言ってくれるスピードを普通と定めて、そこから抑揚をつけていきます。

 

抑揚をつけ過ぎても効果は薄れるものです。

抑揚をつけるときに、身振り手振りのボディーランゲージも同時に行うと、より効果的になります。

 

 

・あなたは、「抑揚があって話が聞きやすい」と言われたことはありますか?

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(東京都 / 人の印象の専門家)
リリア株式会社 代表取締役

人と人のコミュニケーションに欠かせない印象マネジメント

イメージコンサルティング、コーチング、カウンセリング、の技術を習得後、自身のブランディングの効果を元に、人の印象の専門家として、人のポテンシャルを最大化させる「印象マネジメント」を体系化し、企業向け、個人向けサービスとして現在展開中。

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