モルタルのキッチン - 新築住宅・注文住宅 - 専門家プロファイル

増井 真也
建築部門代表
建築家
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モルタルのキッチン

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家作りのコツ

完成間近の埼玉県川口市にて進行中のMさんの家に作られたモルタルのキッチンでは、合板などで作られた下地に、ラス網を貼り付け、最終的にはモルタルかなゴテで仕上げることになるわけだが、アイランド型の大きなキッチンを比較的ローコストで作成することの出来る手法ということで、しばしば用いている。最終的には撥水材などの汚れ防止の塗装を施すだけでよく、何よりもどうしようもなくなった場合にはさらにモルタルの上塗りをもう一度かければよいという、メンテナンス製の楽さも魅力的だ。

とはいえこれは何も特段珍しいことをしているということでもない。皆さんも竈(かまど)は見たことがあるだろう。下のほうに薪をくべるスペースがあり、上のほうには料理をする穴が開いている、大体が亀のような丸っこい形をしているあれである。もともとこの竈なる、昔のキッチンはレンガやら土といった材料で形を作り、最後の仕上げを左官屋さんが漆喰などの材料を塗ることで行っていた。でもいつの間にかそういう作り方は忘れられ、既製品の工場で作られたシステムキッチンを取り付けるのが普通になってしまい、挙句にはアイランドキッチンなどまで高価な既製品として製作されるようになっているのが現状である。

こういう高価なものはめったに販売されないのであろうから、当然に既製品とはいうものの価格は高くなり、安くても100万円、モノによっては数百万円になってしまうのだ。職人さんの技術を現代住宅に合うようなデザインで復活させることにより、ホームセンターで売っているような安いシステムキッチンよりは高いけれども、でも決して高すぎない値段でこんなに魅力的なキッチンを作ることが出来る、そんな事例である。

詳しくはhttp://www.masuii.co.jp/