TOTOのハーフバスルーム

写真は西荻窪のリフォームの現場です。 鉄骨３階建て最上階部の住戸を改装しています。 浴室を含めた水回りを新しくするのに、今回 「TOTOのハーフバスルーム」を採用しました。 若原アトリエでは、このハーフバスルームを 新築、改修問わず多くの計画で使用してきました。 製品の特徴は、なんといっても「自由な浴室」がデザインできること、 また同時にユニットバスと同程度の「安全性」が確保されていることです。 写真のように製品は下半分しかありません。 その上は現場で自由につくることができます。 ですので、今回の現場のように一部天井が傾斜している ところにも設置する事が出来ます。 もう一枚の写真は以前設計した住宅に使用した時のものです。 壁は100角のタイル仕上げとしています。 とてもシンプルなデザインなので、使い方によって 毎回違った表情の浴室をつくる事ができます。 この商品、約8年前の2004年に発売されました。 近年、住宅設計に求められる「品質」を確保するために このような「商品」を上手に取り入れながら設計をする機械が 非常に多くなってきています。 浴室に限らず、住宅をとりまく社会環境から ますます「商品＝プロダクト」を取り入れてゆく必要性が 増えてゆく事でしょう。そうした流れの中で... 設計者としてどのような「表現」が可能か？ 現場で実際に「商品＝プロダクト」を目の前に、その可能性を 日々模索しています。