ロングステイ 1000年の歴史とバルトの鎖から始まる リトアニア - 外国生活 - 専門家プロファイル

吉野 充巨
オフィスマイエフ・ピー 代表
東京都
ファイナンシャルプランナー

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閲覧数順 2024年04月19日更新

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ロングステイ 1000年の歴史とバルトの鎖から始まる リトアニア

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ロングステイ 海外ロングステイ

リトアニアはバルト海に面し海岸線には砂丘が続いています。
陸続きに4ケ国に囲まれ、北はラトビア、東と南はベラルーシ、南はポーランド、西南はロシアの飛び地カリーニングラード州とそれぞれ接しています。

リトアニアの歴史はホームページに手際よく纏められています。
現在のリトアニアの地に人々が住み始めたのは、紀元前1万年頃のことです。
リトアニアの名が初めて書物に記されたのは1009年のドイツの「クエドリンブルグ史記」です。12世紀から13世紀頃にはリトアニアはヨーロッパの辺境に過ぎなかったにもかかわらず、ロシア、ポーランド、チュートン騎士団、リヴォニア騎士団の注目を集めるようになっており、
13世紀にキリスト教化を目論むドイツ騎士団に一時征服されましたが、1236年の戦いで彼らの進出を食い止め、ミンダウカスのもと最初の統一を成し遂げリトアニア大公国を成立させました。
15世紀初頭の大公国はバルト海から黒海まで支配する大国でした。
詳しい歴史は下記をご一読ください

http://jp.mfa.lt/index.php?295329278

このように長い歴史がある国ですが、20世紀の大半は、ロシア帝国、ソ連邦の恐怖による支配時代でした。
1990年3月にリトアニアは世界に向けて再度独立を宣言し、ソ連邦の共和国の中で最初の独立国となりました。1991年8月のクーデター失敗後、リトアニアはソ連から完全に独立した共和国となり、国民は50年に及ぶ苦しい支配から自由を獲得しています。2004年にEUに加盟しています。

当時の独立運動は「バルトの鎖」として、世界記憶遺産に登録されています。
下記で当時のバルト3国の独立に掛ける意思を学べます。
http://jp.mfa.lt/index.php?-1942168783#memory

面積は 65,303平方キロで、日本の約6分の1、ラトビアとアイルランドとほぼ同じ、スイス、デンマーク、ベルギー、オランダよりも少し大きな面積です。

人口:は348万人
民族の内訳はリトアニア人83.5%、ポーランド人6.7%、ロシア人6.3%、ベラルーシ人1.2%となっています。その他、ウクライナ人、ドイツ人、ラトビア人、ユダヤ人などが続きます。
前日ご紹介したラトビアにはロシア人が多く済んでいますが、リトアニアは少数派です。

首都はヴィリニュス(Vilnius) 。
公園と小さな広場があるヴィリニュスは、最も緑豊かな首都の一つであり、世界の美しい都市ベスト20に確実に入ります。

公用語は リトアニア語
ヨーロッパで最も古い言語の一つで、サンスクリット語に由来しています。32文字のアルファベットが使われています。インドアーリア系の言語の歴史と思います。

宗教: ローマ・カトリック
人口の大部分(約80%)はローマ・カトリック教徒です。他のキリスト教派のロシア正教、ルター派、新教派などもあり、嘗てクリミヤ半島からリトアニア公国に移住した少数民族のカライム人やタタール人は独特な宗教を信仰しています。中世にユダヤ人が迫害から逃れてリトアニアの地に住み着きました。また、ロシア帝国から逃れてきたロシア正教旧教派もいます。

気候:冬は寒く、冬季の平均気温はマイナス4.9度です。夏は暖かく、夏季の平均気温は17度程度ですが、最近では30度を超える日も珍しくなくなりました。

通貨: リタス(1ユーロ=3.45リタス)
1922年に認められ90年の独立回復後、93年から再び使われるようになりました。
電圧は220VでコンセントタイプはヨーロッパC型です。旅行時には変圧器とコンセントコードをお持ち下さい。

滞在について
 日本人旅行者は6ヶ月の間に90日以内の滞在であれば、ビザ取得の必要はありませんが、滞在期間をカバーする海外旅行保険に加入している必要があります。リトアニアへの入国要件を満たす海外旅行保険の条件については、ホームページの下記に記載されています。
http://jp.mfa.lt/index.php?-1434029785

シェンゲン条約国間を移動する場合、国境検問(2008年3月30日までは空港を除く)はありませんが、パスポートは常に提示できるようにしておく必要があります。
リトアニア共和国の滞在許可(以下、滞在許可)があれば、外国人はその有効期間中、リトアニア共和国に居住する、リトアニア共和国における滞在場所を選択し、それを変更する、リトアニア共和国を出国して再入国することができる。


シェンゲン条約国について

シェンゲンビザは、シェンゲン協定加盟24カ国すべてにおいて有効です。
シェンゲン条約に加盟しているEU13カ国:オ-ストリア、ベルギ-、デンマ-ク、ギリシャ、スペイン、イタリア、ルクセンブルグ、オランダ、ポルトガル、フランス、フィンランド、スウェーデン、ドイツです。

EU加盟国ではないがシェンゲン条約には加盟している3カ国:ノルウェー、アイスランド、スイス
2007年12月21日より新たにシェンゲン条約加盟国となった9カ国:リトアニア、ラトヴィア、エストニア、チェコ、ポーランド、マルタ、スロヴァキア、ハンガリー、スロヴェニアです。

協定国の一つの大使館及び総領事館で発給されたビザを所有すれば、短期での観光、出張、訪問(最長6ヵ月間に90日)を目的としてすべての加盟国への自由な移動が認められます。

駐日リストニア大使館
バルト3国の大使館ホームページで一番充実しています
http://jp.mfa.lt/index.php?75243215

とにかく、自然・建築物が美しく、ホームページに写真が掲載されています。
一読だけで1時間を過ごせると思います。

リトアニア国立観光局ホームページ
http://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&langpair=en%7Cja&u=http://www.lithuaniatourism.co.uk/


在リトアニア日本大使館
http://www.lt.emb-japan.go.jp/japanese/index_j.htm


資料は大使館ホームページとJATA博ブースで頂いたリーフレットを使用しています。写真はリーフレット掲載のものです(当日ホームページに載せる事をお話しています)

文責
登録ロングステイアドバイザー&登録講師
ファイナンシャル・プランナー
日本FP協会認定 CFP® 吉野充巨

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