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建築基準法を守っていれば安全か?

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●免震構造住宅

建築基準法を守っていれば地震は大丈夫なのでしょうか。耐震等級と云う言葉がありますが、耐震等級1であれば問題はないのでしょうか?

耐震等級1の条件は、建築基準法を満足するのも、となっています。建築基準法は人命を守る最低の基準を定めたものですので、人の命は守れても、建物の健全性を担保するものではありません。

だからと云って耐震等級2ならば大丈夫かと問われると、そうでもありません、と云う答えになってしまいます。工学と云うのは経験に基づいて、これだけのことをしておけば大丈夫だろうと云う、想定の上に成り立っています。想定の範囲を超えてしまえばダメージを受けてしまうのは、福島原発の例を出すまでもありません。

これから新築する方で、東海・東南海・南海地震の想定範囲内にある地域の方は、地震に対して考えうる最善の方策を講じることをお勧めします。

今、最も安全とされている構造は免震構造です。IAU免震は木造住宅に最も適した免震のひとつです。一般の住宅に比べ割高になるのは否めませんが、被災してから復旧にお金を掛けるか、先行投資するかの差でしかありません。

地盤が良好とか、建物が正方形に近い形状をしているとか、条件がそろえば、軟弱地盤の上に建つ建物や、歪な形状をした建物に比べれば同じ耐震等級1でも丈夫であると云えますが・・・

また、免震構造にすれば、建物上部に地震力を伝えませんので、耐震等級1以上に補強する必要がありません。その分は安く上がります。

キッチンやお風呂にお金を掛けるのも快適な生活を送る手段ですが、目に見えない根本的な部分にお金を掛ける事をお勧めします。

目に見える部分は後でも、何度でもリフォームが可能です。目に見えない部分をリフォームすることは大きな出費を伴います。

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建築基準法だけでは、家の健全性は担保されません。地震に耐える家(耐震)より地震の力を逃す家(免震)が求められています。規格住宅では真似の出来ない、オリジナルな免震住宅をご提案します。全国からのご依頼に応じます。

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