- 須貝 光一郎
- ベスト・コーチングプロ 代表者
- ビジネスコーチ、経営者コーチ
対象:コーチング
先日、久しぶりにコーチングを学んでいる会社主催のセミナーに参加しました。
この会社のセミナーに参加するのは一年ぶりくらいかな?
今回は国際的に活躍されている外国人コーチのお話でした。
このセミナーには現在プロコーチとして活躍をしている方や現在本業を別に
お持ちになってコーチングを勉強されていらっしゃる方が参加しておりました。
内容は、コーチとしての基本を再度お話になった感じでしたが「気づき」も
ありました。
コーチが居るクライアントとの位置関係については、改めて確信が持てました。
(前でも、後ろでもなく、横に並んでいる)
コーチはクライアントと共に学ぶ、クライアントにコーチも助けてもらうなど
いくつか再確認ができました。
また実際の参加者へのセッションで感じたことは、コーチはクライアントに対して
自分の満足でコーチをしているのではないか?ということです。
「コーチを始めた動機は?」の質問に「人の役に立ちたい!」「クライアントの
目標を早期に達成させたい」「クライアントに気づきを与えたい」などと自分の
喜びを味わうためにしているような答えが多いと感じたからです。
この時、講演されたコーチは確かに話を聴いて行くうちにそのクライアントの気持ちや
行きたい方向が分かって来たようだし、クライアントの横で一緒に考えている感じがし
ました。
そして、「クライアントは自ら言葉を発した時だけではなく、その後の時間で継続的に
考えるようになっています」と言いました。
そうなんです、これかコーチングの真髄ではないでしょうか?
コーチングはクライアントと対話をしているときだけではなく、むしろセッションと
セッションの間に効果があるのだということです。
このようなことは皆さんも人と話をした後の感じたことはありませんか?
これを専門として職業にしているのがプロコーチです。
改めて、コーチの仕事を確認できていいセミナーでした。
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