社内報の効果を考える場合、逆説的に、「もし、社内報がなかったら」と考えてみることとする。
社内報がなかったら、というか、社内コミュニケーション、特に横のつながりが途絶えたらどうなるか・・・
他の部署のメンバーのこと、そしてその部署の業務内容が分からないとなると、
そのメンバーがどのようなことを考えているのか、当然、分かるわけがない
自分のことしか分からないので、自分が一番やりたいように、
そしてやりやすいように仕事をすることとなる
ある意味、「自己中心的」になってしまう
結果として、「自分さえよければいい」という状態になってしまう
そして、そのことが、
「自分は頑張っているのに、あの部署はなにをしているのか・・・」
他の部署のメンバーの仕事のやり方や結果などを「批判する」ようになってしまう
協力もしなければ、助けようともしなくなってしまう・・・
今はやりの「ギスギスした職場、会社」になっていく・・・
極論かもしれないけれど、似たような状態に、
実際なっているところも多いのではないだろうか
部署紹介、職場紹介に限ったことで言えば、その社内報企画のもたらす、読者への効果としては、
「他部署の仕事を知り、感謝の気持ちを持つことができた」
「こんな仕事があったのか」という驚き。相互理解に繋がっている
「他事業部の工場・社員のことはわからないので、いつも興味深く読んでいる」
「遠い組織だと思っていたが、親しみがもてた」というものがある。
「まずは知ることから」これがない事には、理解も出来ないし、協力もできない
社内報の効果のとして考えられることとして、
社内報を通じて、「まずは、知らせる。知ってもらう。そして全ては、知ってもらうことからはじまる」
ということが考えられる。
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