みなさま、明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、今年はどんな年になるのでしょうか。
年明けの内外の株式相場は波乱のない滑り出しです。
為替は年末にユーロが対円で100円の大台を割り込みましたが、
これは想定内というところでしょうか。
今年は、世界の主要国、アメリカ、ロシア、フランス、韓国などで
大統領選挙があり、中国でも指導者の交代が予定されています。
大きな変化の年になりそうですね。
国内をみれば、昨年末に「社会保障と税の一体改革」の政府素案が
まとまりました。
これによれば、消費税は14年4月より8%、15年10月より10%に
段階的に引き上げられる方針。
また、所得税は45%の最高税率区分を新設、課税所得5000万円超の層に適用へ。
相続税も最高税率が55%に引き上げられ、
相続財産から差し引ける基礎控除も縮小されます。
もちろん、素案通りになるかはわかりませんが、
増税の流れになってきています。
グローバルな政治・経済の変化や増税基調……。
今後は、家計にとっても厳しい局面が予想されます。
その中で、どういう戦略をとっていくか。
私は「変化に強い家計にする」が今年のテーマだと思います。
そのためにすべきは、家計のスリム化。
身軽なほうが変化には強い。
昨年のベストセラーランキングを見ると、
ダイエットや片付けの本が上位にきていましたが、
みなさん、本能的に時代の大きな変化を感じ、
身軽になろうという方向にあるのかなとも感じました。
家計も、固定費を削減したり、使い方を見直したりして、
スッキリされることをおススメします。
さらに、変化に強い家計にするためには、
自分で見通しを立てていくこと、
収入や投資の分散ということも大事だと思います。
この辺については、また詳しく書きたいと思います。
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