- 袴田 剛史
- 株式会社スクロール360 ECコンサルタント
- 静岡県
- Webプロデューサー
対象:Webマーケティング
- 森 美明
- (Webデザイナー)
- 和久井 海十
- (ITコンサルタント)
これまでいくつものショッピングサイトを見てきましたが、
通常状態での運営をしていると、
年末年始の売上は、ほぼ間違いなく下がります。
(例えば、お節料理販売など、年末年始向けの商品を
販売している場合は除きます)
さらに詳しく内容を見てみますと、訪問者数が落ちる
ことによる売上ダウンです。
では、いつからいつまでかというと、これがほぼどのサイトにも共通していて、
クリスマス以降、成人の日ぐらいまで
なんですね。
言い換えると、12月20日ぐらすから、1月10日ぐらいまで。
その年の曜日によって異なりますが、この傾向は、ほぼ毎年同じです。
逆に言えば、成人式以降は、訪問者数も平常に戻り
売上も回復してくるという傾向です。
今年で言えば、1月10日ぐらいから、平常の訪問者数に戻るはずです。
では、市場全体として年末年始の消費動向が下がるのかと言えば、
決してそんなことはなく、むしろ逆になると言えることから、
おそらく、年末年始においては、まだまだ
ネットよりもリアルなショッピングに魅力がある
のでしょう。
クリスマスのブレゼント、歳末バーゲン、福袋・・・
皆さんにも心当たりがあるのではないですか。
ただ言えるのは、そんな年末年始の落ち込み傾向も
年々緩やかになってきているように感じられます。
ネット上においても、クリスマスキャンペーン、福袋、といった
販売による成果もあるのでしょう。
とはいうものの、
この落ち込む時期にあえて通常時と同じような販促投資をするのは、
まだまだ効果的ではないと思います。
特別な勝算でもなければ、ネットの需要が回復する1月中旬まで
広告投資などを控えることが懸命でしょう。
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