- 須貝 光一郎
- ベスト・コーチングプロ 代表者
- ビジネスコーチ、経営者コーチ
対象:コーチング
今日はある会社の経理担当責任者とお話をしたことを
書こうと思います。
この方とは以前お話を何回かしたことがあったのですが
いつもは仕事の内容に対する事が中心でした。
その内容もどちらかというとクレームでした。
その方がおっしゃったクレームは、
「お宅の上司○○さんはいつも会社に来て話をしているが
一方的に自分の事しか話さず、こっちの話はちっとも聴いて
くれないし、何の説明もしてくれないんだ、どう考えている
のかな!」
ということでした。
私も普段からこの上司は人の話を聴かない人だと思って
いましたからお客様のいうことが理解できました。
そして、私はその方のお話をしっかり聴くことを今日は
しました。
すると、そのお客様はだんだん打ち解けてきて色々な話を
始めました、家族のこと、自分の社会人人生、経験談など
そして、最後には「これからもよろしくお願いします」と
いって笑顔で言っていただきました。
人は、話がしたいものです。
「聴く」事は実は皆さん苦手です。
というか、人は本当に話を聴いてもらった経験がないのですね。
本当に話を聴いてもらった経験をすると、話を聴くこととは
どういうことなのか理解でき、人の話を聴こうとするように
なるようです。
ただし、「聴く」ことはとても難しく、疲れるものです。
訓練が必要でしょう。
しかし、これが職場や家庭でできるようになると
コミュニケーションは大きく変ることは間違いないと思います。
なかなか人の話を聴けないという方はどうすればできかというと
それは本気で相手の方の話に興味を持つことでできるのでは
ないでしょうか。
そうするとまた違う展開も起こることになるでしょう。
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