おはようございます、今日から仕事始めの方も多いでしょうか?
新年一発目、心穏やかに過ごしたいものです。
昨日からの続き、小さな会社と会計について。
利益率を問題にしている指標を取り上げています。
もう一つ考えなければならないのは率の発想法では
ダメなこともあるということです。
つまり割合ではなく絶対額がネックになることもあるということです。
例えば。
他人からの借入が60、自己資本が40、利益が10の会社があるとします。
自己資本利益率は 10/40 = 25%
総資本利益率は 10/(40+60) = 10%
これらの数字は、実は率で考えると相当高い数字です。
率で考えればとても良い経営状態だと言えるでしょう。
しかし、もしこの会社が一年間に返済しなければならない借金が
15あるとしたら?
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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