資産運用講座 ~リスクを数字で管理する - 家計・ライフプラン全般 - 専門家プロファイル

松永 文夫
FPコンサルティングオフィス 代表
東京都
ファイナンシャルプランナー

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伊藤 誠
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閲覧数順 2016年12月07日更新

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資産運用講座 ~リスクを数字で管理する

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投資・資産運用

今回はリスクの管理方法についてお話します。

投資理論ではリスク(リターンの変動)を、中長期的には正規分布(※)に従うものとして仮定して考えます。

そうすると、不確実な中での投資判断の問題が期待リターンとリスクという2つのパラメータで処理できて便利だからです。

そして、これによってリスクの程度を数値化(単位は標準偏差)して管理することが可能となります。

 

(※)正規分布とは、左右対称の釣鐘型をした確率分布です。釣鐘型の山のピークを期待リターン、左右の散らばりをリスクと考えます。そして期待リターンの散らばり(即ち、リスク)が左右1標準偏差の範囲に収まる確率が約68%、2標準偏差の範囲に収まる確率が約95%となります。

 

実際、資産運用のプロ(年金運用機関等)は、過去の実績や将来の予測からリターンとリスクを数値化して管理しています。

例えば、国内株式=期待リターン5.0%、リスク24.5%という具合です。

この場合、国内株式の平均的に予想される年平均リターンが5.0%で、但し、約68%の確率で-19.5%~29.5%の範囲にリターンがブレル(変動する)ということを意味しています。

 

この管理方法はあくまでも理論上の話で、決して万能ではありません。

しかし個人の資産運用においても、同様に数値化してリスクを管理することに越したことはありません。

 

前々回、リスク許容度を把握することが最も大切であると説明しました。

リスク許容度とは投資する人が取れるリスクの大きさのことを言いますが、これを「何となく感覚的に」というのではなく、このように数字で把握するほうが理想的なのは言うまでもありません。

そうすることによって、自身のライフプランのマーケット変動に対する影響をより具体的に管理することができるようになります。

 

但し、これはやや専門的な知識が必要となりますので、皆さんが自分で行うのは難しいかもしれません。

その場合は、資産運用に詳しい専門家にご相談されることをお勧めします。

 

今回はやや難しい説明になってしまいましたが、リスクとは数字で管理することができるのだということは覚えておいてください。

次回は、このリスクを軽減する方法についてご説明します。

 

FPコンサルティングオフィス  代表  松永 文夫

http://www.fp-consul.jp/

 

 

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