皆さん、こんにちは。
平成23年のコラムは、今回が最後となります。
今年1年、ご愛読下さった皆様には心より御礼申し上げます。
どの業界も同じかもしれませんが、税金面においても今年はとにかく東日本大震災による影響が大きい1年でした。
いわゆる”ねじれ国会”と呼ばれる状況下での大震災であることにより、ますます混迷を深める結果となりました。
そのため、発表されていた税制改正案が、結局、どのように取り扱うべきものとなったのか整理するだけでも一苦労です。
その上、すでに来年(平成24年)の税制改正大綱も発表され、税理士業界内では「来年の税制はどうなるのか?」という事に話題が移っています。
「税と社会保障制度の一体改革」という言葉がニュースでよく出てきています。
日本が少子高齢化を迎え、過渡期にある現在、「消費税を中心とした改正がどのように行われるのか?」というのは、税理士としてだけではなく、一国民としても注目するところです。
来年もいわゆる“ねじれ”が残った状態での国会審議となりますので、引き続き税制のニュースに着目していくことが必要でしょう。
私もこのコラム等を通じて、できるだけタイムリーに情報・解説等を発信していきたいと思っています。
そのほか、「相続」にまつわる様々な手続き・基礎知識等についても、なるべく分かりやすくコラムに書いていきたいと思いますので、来年も引き続きよろしくお願い申し上げます。
最後になりましたが、来年もご家族様ともどもご健康で良き一年をお迎え下さいますよう、心よりお祈り申し上げます。
このコラムの執筆専門家
- 高原 誠
- (東京都 / 税理士)
- フジ相続税理士法人/株式会社フジ総合鑑定 税理士
不動産鑑定士と協働。不動産に強い相続専門の税理士です。
フジ相続税理士法人は、名前の通り「相続」に特化した専門事務所です。税理士だけでなく、不動産鑑定士・司法書士による相続・不動産問題の独立系コンサルティンググループですので、相続・不動産全般のお悩みに対応しています。どうぞお気軽にご相談下さい。
「相続専門税理士はこう思う」のコラム
相続登記について(2012/08/30 15:08)
消費税増税が相続に与える影響について(2012/08/15 10:08)
賃貸住宅フェアを終えて(2012/07/30 17:07)
今年も「賃貸住宅フェア」に参加致します(2012/07/10 08:07)
好きな言葉たち(2012/07/06 07:07)
このコラムに類似したコラム
手紙などの活用 高橋 昌也 - 税理士(2015/09/29 07:00)
相続前・中・後の相続対策 -時代はオーダーメイド- 高原 誠 - 税理士(2015/03/04 18:49)
夫婦の間で居住用の不動産を贈与したときの配偶者控除を活用した贈与事例 高橋 成壽 - ファイナンシャルプランナー(2014/08/22 18:21)
生前贈与の落とし穴 大黒たかのり - 税理士(2014/07/30 10:38)
直系尊属からの贈与財産が国外財産で有る場合 近江 清秀 - 税理士(2013/08/14 08:00)