SF映画「デンジャラス・デイズ」、伝説になるその方法は? #02 - ビデオ撮影レッスン - 専門家プロファイル

山藤 惠三
有限会社エスオープランニング 代表取締役 クリエイティブディレクター
東京都
クリエイティブディレクター

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対象:写真・ビデオ

宮本 陽
宮本 陽
(カメラマン)

閲覧数順 2016年12月03日更新

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SF映画「デンジャラス・デイズ」、伝説になるその方法は? #02

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今年は、辰年です、昇り竜のごとくに行く!というのは月並みなので、

雲竜型スタイルで2012年は頑張りたいと思います。

今年は、日本と世界にとって時代の大きな転換点に来ていると感じます。
世界は、明るい未来が、かつてあった20世紀から、
暗い未来を生きてゆく21世紀にやっとなってきたという気がします。

こんにちは、山藤(サンドウ)です。

「ブレードランナー」のドキュメンタリー映画、「デンジャラス・デイズ」を取り上げます。

この映画、本作が公開されてから、なーんと、25年後に制作された作品。
「ブレードランナー」は、公開当時は駄作、失敗作といわれ、興業的にも成功しませんでした。

ドキュメンタリー映画、「デンジャラス・デイズ」、
そのスクリプト展開はこんな感じです、

ハリウッドの若手プロデューサーが、「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」の版権を獲得して、
脚本家にシナリオを制作させます、

鵜用曲折して、出来たものを、今度は、巨匠、リドリースコットが、脚本を変更して、
その後、最初の脚本家をクビニしてしますという展開になります。

その後、出資者との葛藤を経て、本作品は完成するのです。
また、当時私が感動したポイントにも新しい事実が判明してゆきます。

1 酸性雨の雨と夜間撮影

ブレードランナーを見た人は、誰もがそのダークな世界に魅了されます、
それは、バットマン。ダークナントのあの暗さまで続いているといっても過言ではありません、
しかし、それは当時、監督が意図していたというよりも、より現実的な問題から起こっていたのです、
それは、予算が無い!という問題です、
それを解決するために、チャチイ未来都市をあえてごまかすために、
雨を降らせ、もうもうとスモークを焚き、そして、夜の撮影に挑んだという事実です、
昼間の撮影では、安くてちゃちい背景も、夜の撮影で、ネオンライトがさく裂している都市であれば、
それをうまくダマせる?ための演出だったのです、

2 懐かしい街とデッドテックなデザイン、

ブレードランナーの世界観は、ダークで混沌としている、デッドテックな街並みがあります、
しかし、これも予算から来ていることを知り、ちょっとびっくりしました。

私も含めて監督は、基本的にはロケをしたいと考えます、
ロケができないまたは、撮影が難しい場合、セットでの撮影を二番目に考えます。

リドリー監督も、ロケを希望したのですが、近未来の都市などどこにもなく、
セットになりますが、予算がなく、
いわゆる、ハリウッドのスタジオの街並みを使うことになります、

いわゆる、1900年代初頭の街並みに、無国籍風の看板やネオンサイン、
パイプやダクト、未来の装飾を施してゆくのです、

それで、予算を大幅に縮小することに成功するのです、
そうですよね、未来のビルを丸ごと作るより、既存のビルを継ぎ足してゆくほうがはるかに安いです。

そして一番重要な、映画の中の最大の謎、3番目の項目とは、はたして、、

つづく。

史上最高のSF映画ランキング、英国の映画史より
「ブレードランナー」、栄えある第一位にランキングされています。

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