日経記事;セブン&アイネット事業拡大 専用物流拠点 に関する考察 - 各種の新規事業・事業拡大 - 専門家プロファイル

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日経記事;セブン&アイネット事業拡大 専用物流拠点 に関する考察

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皆様、
おはようございます。

グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁です。

12月27日付の日経新聞に、『セブン&アイ、ネット事業拡大 100億円投じ専用物流拠点』のタイトルで記事が掲載されました。

本日はこの記事に関して考えを述べます。

記事の主な内容は以下の通りです。

『セブン&アイ・ホールディングスの鈴木敏文会長はインターネット事業の拡大を加速する方針を明らかにした。100億円超を投入して専用物流センターを建設。

グループ企業のネット事業も一本化し、消費者の利便性を高める。2014年度には売上高を現在の3倍の5000億円に引き上げ、収益の柱に育てる。

12年度をメドに埼玉県久喜市にセブン&アイとしては初めてのネット事業専用の物流センターを立ち上げる。延べ床面積は約1万5000平方メートル。

グループのネット事業も12年度に一本化する。イトーヨーカ堂が手掛けるネットで注文を受けて商品配達する「ネットスーパー」事業と、セブン―イレブン・ジャパンや子供用品専門店の赤ちゃん本舗(大阪市)などのネット通販事業を通販子会社のセブンネットショッピングに統合。

書籍や音楽ソフトに加えて、食品、日用品、子ども関連用品を1つのサイトで購入できるようにする。

ネット経由で消費者の購買動向などを即座に把握できるため、鈴木会長は「売れ筋商品を素早く店に並べられる」と指摘。ネットと店舗の運営の融合が進むとみる。

ネット上の販売状況を基に店舗の販売計画を立てられるようになり、売り逃しや廃棄などの「ロスも少なくできる」という。

主力のコンビニエンスストア事業は現在世界で4万店超を展開しているが、15年までに「さらに2万店ほどは増やせる」と述べた。店舗拡大するだけでなく既存店舗に日本流の運営ノウハウを伝え、1日当たり店舗販売額を底上げする考えだ。』


セブン&アイ・ホールディングスのインターネット事業が拡大しています。今までの実績で確かな手ごたえをつかんだのでしょう。

ネット通販事業を「セブンネットショッピング」に統合して2014年度に売上高を5000億円に引き上げるとのこと。

この売上高を達成できれば、ネット通販事業はセブン&アイ・ホールディングスの中で大きな収益源の一つになります。

今回作る新サイトでは、11カテゴリー・500万品から購入できるほか、スタジオジブリなどが出店する「こだわり専門店」、ユーザーの口コミ評価を参考にできる「みんなの口コミ」などで構成されるようです。

セブン&アイ・ホールディングスの強みは、コンビニから総合スーパー、百貨店など小売り業態を網羅するグループの強みを生かした品ぞろえと品質、店舗を受け取り拠点にできる利便性です。

実店舗とネット通販事業の一体化を名実ともに行えます。今後、スマホの更なる普及で、ネットを通じで買い物する顧客が増えます。

他のネット通販事業者の売上も総じて伸びています。

セブン&アイグループは、IT戦略として「流通クラウドポータル」を掲げており、新サイトはパートナー各社と連携していくためのインフラを目指すとしています。

この動きは、他の流通業者にも影響を与え、各企業が似たような事業展開を行う可能性が高くなります。ネット通販専業業者との競争も激化してきます。

この様な競争は、各企業が顧客により良いサービスの提供を行うことで勝ち残るやり方を取らせますので、業界を活性化し市場拡大に向かいます。

ネット通販の強みは、地域差や加齢から来る移動の不自由さなどの障害を越えて、誰でも何時でも好きなものを自由に買えることです。

そこに実店舗を使える利便性を加えることで、顧客の満足度は高まります。結果としてネット通販事業は更に伸びていく好循環が生まれます。

また、各流通業者のIT投資も新規に行われていきますので、クラウドを含めて国内のIT関連企業にも好影響が出て、市場全体が伸びることが期待されます。

各企業がネット通販を活用しながら顧客の利便性を高め、満足度を向上できるような競走を行って、ITまで含めた関連市場が拡大していくことが出来るかどうか注目しています。

同時に、国内で得たノウハウを活用して、アジアなどの新興国市場を開拓する姿勢が重要です。国内市場だけに依存すると成長が制約されます。

ネット通販事業は、国境を越えてビジネス出来る強みがあります。日本流のきめ細かなサービス内容で、海外市場を取り込んでいく積極姿勢が大事です。

セブン&アイグループなどの流通業者の実店舗とネット通販を組みわせた今後の事業展開に注目していきます。

よろしくお願いいたします。

グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー GBM&A 山本 雅暁

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