住宅ローンを繰上返済した場合の住宅ローン控除 - 確定申告 - 専門家プロファイル

佐藤 昭一
NICECHOICE 佐藤税理士事務所 
東京都
税理士

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対象:税金

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住宅ローンを繰上返済した場合の住宅ローン控除

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平成23年 確定申告特集 住宅ローン控除の条件



平成23年の確定申告をそろそろ準備する時期となりました。

所得税の確定申告は平成24年2月16日から平成24年3月15日までになります。還付申告については、2月15日以前でも提出することができます。
贈与税の確定申告は、平成24年2月1日から平成24年3月15日までになります。
確定申告は期限内に提出をしないと適用を受けられない特例もございます。
期限内に提出できるように今から早めにご準備下さい。
これから平成23年の確定申告に関する情報を少しずつ紹介していきます。

繰上返済と住宅ローン控除の関係

住宅ローン控除の条件の一つに償還期間が10年以上の一定の住宅ローンの残高があることというのがあります。
例えば、住宅ローンの繰上返済をした場合には、繰上返済後の借入金の償還期限が10年以上である場合には、住宅ローン控除の適用を受けることができます。
繰上返済により、当初借入した時からの償還期限が10年未満となった場合には、その年以降は住宅ローン控除の適用を受けることはできません。
住宅ローン控除と住宅ローンの繰上返済のどちらを優先した方がいいのかですが、住宅ローン控除は、住宅ローンの金利の約1%分の所得税を減税しますという制度です。
一方の繰上返済は、返済した元金に対する今後支払うはずだった利息が不要になります。
住宅ローンの金利は1%超でしょうから、繰上返済を優先した方がいいと思います。
ただし、最近の変動金利は1%未満となることもあるようですので、その場合は繰上返済を先送りして住宅ローン控除の適用を考えてもいいと思います。
また、住宅ローンの繰上返済は、今後のライフプランを検討したうえで行うようにしてください。
繰上返済してしまいますと、手元の現金が減ってしまうからです。

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