おはようございます、中にはもう年内のお仕事終えられた方も。
今年は学生さんも休みが長いようですねぇ…。
昨日からの続き、小さな会社と会計について。
安全性を確認する指標で更に取り上げてみたいのはこの二つです。
・売上債権回転期間=売掛債権/月間売上高
・棚卸資産回転期間:棚卸資産/月間売上高
この二つは分子に資産が来ています。
通常、会計についての入門書を読むと資産=良いものとされます。
つまり、これらの指標をそのまま受け取ると数字が大きければ
良いという解釈が成り立ってしまいます。
しかし、これまでに振り返ってきたように、これらの指標は大きすぎると
倒産の前兆と捉えられたりするものなのです。
ここで大切なのは
・資産=無条件に良いもの…とは限らない
という実務で大切なことをしっかりと認識しておくことです。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
「経営」のコラム
気持ちよく、いきましょう(2021/01/11 07:01)
福利厚生、うまく使えればものすごく便利(2021/01/10 07:01)
生活費の事業経費化が可能ということ(やりすぎ注意)(2021/01/09 07:01)
福利厚生策の活用(2021/01/08 07:01)
結局、自分の希望する暮らしぶりに話が戻る(2021/01/07 07:01)
このコラムに類似したコラム
大切なのは流れ 高橋 昌也 - 税理士(2011/12/27 01:00)
現金残高は難しい 高橋 昌也 - 税理士(2012/01/29 01:00)
売上債権回転率 高橋 昌也 - 税理士(2011/12/18 01:00)
状況によって使い方は変わる 高橋 昌也 - 税理士(2011/12/16 01:00)
10億円の株を売ったら幾らになるのか? 高橋 昌也 - 税理士(2011/12/01 01:46)