- ウジ トモコ
- 代表取締役 アートディレクター
- 東京都
- アートディレクター
対象:経営コンサルティング
- 戸村 智憲
- (経営コンサルタント ジャーナリスト 講師)
こんにちは ウジトモコです。
国立新美術館開館記念
フェルメール「牛乳を注ぐ女」とオランダ風俗画展
http://milkmaid.jp/index.html
が開かれていますね。
9月末から開催されていて、あいかわらず盛況のようです。人ごみをめがけて出かけるのが苦手な私としては、いまだ様子を伺っているところですが、芸術の秋、是非、押さえておきたい展覧会のひとつ。
フェルメールは、その印象的な光の中の精巧な描写、計算されつくした構図や遠近法、また高価な画材を使用した鮮やかなブルーの色彩を用いて、一瞬にして見る人の視点を釘付けにし、吸い寄せるように記憶に焼き付けてしまう、時代を超えて愛されるオランダの画家です。
サルバドール・ダリ(Salvador Dali, 1904年 - 1989年)がフェルメールを絶賛していたことはあまりにも有名ですが、没後、プルーストやクローデルといった文学者などからも高い評価を得ていたとか。
私が普段、実務でやっていることは、ビジネス戦略の「あれも言いたい」「これも言いたい」を何とか交通整理して、ターゲットに向けた印象的な視覚メッセージに置き換えることなので、この巨匠の「覚悟」「計算」「実践」には恐れ入るばかり。
時代を超えて支持され、愛される名画からは、まだまだ学ぶことがたくさんあるようです。
美術館の「たいへん混んでおります」表示を避けて、なんとか、足を運ばねば・・・。
今日も気持ちのいい秋晴れ。スポーツの秋、読書の秋、そして、芸術の秋!ですね(笑)。