(後半です)
「Bのように答えてあげたいけど、実際にはAかな」
・・という声が多くの方から聞えてきそうです。
確かに、わが子のことを思うと、そんな場所で遊んでいる事が気になり、そこを注意したくなるものです。そして親として「子を守る」のが一番大切だという認識がそれをさらに促してしまいます。
しかし、この会話の内容をよくよくご覧になっていただきたいのですが、このAの受け答えは、夫婦のコミュニケーションでお話した「問題解決型」の一種だということに気がつきませんか?
※夫婦のコミュニケーションについては既存コラムをご覧くださいね
娘の言葉は「たっくんが怪我をして助けたいと思った」「人に優しくできた」という愛情溢れる部分からでたものです。そしてお母さんにそれを知ってほしいという気持ちがあるのです。
ですので、この場合は愛情から答えるコミュニケーションを意識したBのような気持ちが重要になってきます。
次回さらに詳しくお話しますが、コミュニケーションの内容には「愛OR怖れ」という2つがあることを覚えておいてください。
このコラムの執筆専門家
- 八納 啓造
- (建築家)
- 株式会社G proportion アーキテクツ 代表取締役
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私たちの考える家作りの大きな目的は「家族の絆や幸せが育まれること」。そこでこれまで家作りに成功した人たちの「家作りの知恵」をベースに家族が共通の思いを持ち、向き合える住まいをご提案。家族の思いをカタチにします。
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「子供の住環境を考える」のコラム
子供とのコミュニケーション その7 (後半)(2007/11/15 23:11)
子供とのコミュニケーション その7 前半(2007/11/13 12:11)
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