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医師も病院も使い方次第!?賢い患者の「かかり方」入門編(4)

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  1. 心と体・医療健康
  2. 心と体の不調
  3. 疲れやすさ

(続き)・・我々が体調を崩した時に先ずかかるべき医師に求められる資質として、基本的な診療の能力や技術が必要であることは言うまでもありません。内科であれば病気を診断し正しい薬を処方する能力、外科であれば手術の腕などです。但しこのような能力や技術だけでは患者と良好な関係を築き、遠くからでも患者を呼び寄せることは出来ません。診断能力や技術以外で必要な要素とは何でしょうか。

 

先ず大切なことは、患者の話を「聴く」能力です。患者は様々な症状や悩み、不安、要望を持っているため、それを聞き出し、質問し、傾聴することが必要です。そこから病気の診断や治療のための重要な手がかりが得られることが少なくありません。患者とよく話をすることが、質の高い医療を提供する大前提なのです。また特に心を病んでいる患者の場合、話をよく聴いてあげるだけで不思議と症状が軽減するものです。

 

続いて患者に「わかりやすく説明する」能力が重要です。医学用語は難解なものが多く、それを医師がそのまま話したのでは、患者は理解できず混乱してしまいます。最近は「インフォームドコンセント」といって、医師が病状や治療方針について説明し、患者の同意を得ることがルールとなっていますが、その場合も可能な限り、患者が理解可能な用語や比喩、図形などに置き換えて説明することが求められます。

 

また現代医療は医師だけでなく、看護師や検査技師、医療事務などチームで行なわれています。そのため医師にはこれら医療専門職とこまめにコミュニケーションを取り、意見を聞き、モチベーションを維持する気配りが求められます。従来はスタッフに一方的に指示を出し威張っている医師が目立ちましたが、これからの医療では、医師には多くのスタッフをまとめる「調整役」としての能力が必要です。

 

それと関連しますが、患者やスタッフをありのまま受け入れる「懐の深さ」も大切な能力の一つです。多くの患者は体調の悪さも相まって、愚痴や不安、わがままなどを医師やスタッフに向かってぶつけるものです。人によっては医師の言うことを拒否することもあります。医師がそれを否定せずに理解し、受容することにより患者は癒されます。またスタッフの不満やストレスに対しても真摯に受け止めることも同様に必要です。

 

もう一つ大切な能力に「ネットワーク」があります。医師も人間であり、全ての患者を治せる訳ではありません。専門分野が違う場合や自分の能力を超える重症者が来た場合には、それに相応しい医師や専門家を紹介し移送することも必要な仕事です。従って医師は日常から、紹介先となる病院や医師、その他専門家をいくつか確保しておき、必要な場合には迅速かつ的確に紹介する能力も求められています・・(続く)

 

■クリニックの所在地

蒲田よしのクリニック    〒144-0052 東京都大田区蒲田5-27-10 蒲田TKビル1階
TEL 03-6424-7071   FAX 03-6424-7072  HP http://www.kamata-yoshino-clinic.com

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