しかし、保険金支払時において、誰もがスッキリ胸を撫で下ろしたということは実は然程多くない
のです。
これは、支払時には何らかのトラブルがあるということを示すものです。
原因は、「加入時の確認が疎かにされている」という説明不足・認識不足、そして保険の内容
そのものが分かり辛いこと、そして事故処理担当者の誠意がない対応や、書類不備などで、
支払に支障を来たしているなどです。
また、こんなケースも実在します。
独身のAさんは、「若い時の方が得なので、早く保険に加入すべきよ!」と勧められたことを思い出し、
生命保険に加入しました。それから3年後、不運なことにAさんは交通事故で亡くなってしまいましたが、
事故から何年経っても保険金は給付されません。
(3年前加入した時の営業職員さんは既に退社しておりました。)
この事例からは、「保険会社は何やってるんだ」という声が聞こえてきそうです。
到底、納得できるものではありませんよね・・・
(後編へ続く)