- 伴場 吉之
- 株式会社コルピソス 所長(代表取締役)
- 東京都
- 建築家
対象:老後・セカンドライフ
たぶん、一生こういう機会はないんだ思い、
建物を建てる者として、一度、見ておきたいと言う気持から、
思い切って、9900円の車中泊のボランティアバスツアーに参加してみた。
馬込の現場の消防署の中間検査の帰り、上野駅前に直行した。
この日は寒かった
途中寄った、高速の福島のサービスエリア。
この張り紙も、熱い気持ちを感じます。
宮城や岩手は、こうやって、ボランティアも入りますが、福島は取り残されてます。
福島こそ、なんか、手を差し伸べたい。
早朝、仮眠するため、駐車した、最後のサービスエリア。
トイレと自動販売機しかない。
それにしても、首が据わらないと眠れない。
若い頃のスキーバスツアー以来、
マジ、辛い。
でも、,何時間か、仮眠の後、ほとんど、眠ってなくても、朝になると
普通に動ける。
徹夜明けの雰囲気です。
ボランティアセンターにつくとホールで、震災時のビデオが流されていました。
動画:http://www.youtube.com/watch?v=3EQujYCPj1M
目が覚めました。
隣のバスの横断幕にまた、気が締まった。
大した力ではありませんが、今日、1日、瓦礫撤去に頑張るぞ。
宮城県釜石市旧牡鹿町小渕浜にて、
流された自動車だ。
動画:http://www.youtube.com/watch?v=63ireriq8yU
地道な作業で、一人あたりの作業量は大した事はない。
だが、多くの人により、確実に作業は進んでいる。
初めて、合う人通しでも、「男の人集まれ」と言えば、10人ぐらい集まり、大きな瓦礫を取り去った。
こう言う時は一致団結。
そして、作業用に、作業通路を作り、バケツリレーのようにゴミリレーが始まり、働き蟻が如く、地味に、確実に処理して、いきました。
感動的です!なんて素晴らしい光景。
日本も捨てたもんじゃない。
遺体の本体はほとんど回収された。
が、一部は散在し、この日も、回収され、警察や消防の職員が立ち会った。
御冥福をお祈りいたします。
震災はまだまだ、終わっていません。
牡鹿総合支所のホールでは
なんと、地元群馬県太田市の母の母校、韮川小の千羽鶴が飾られてた。
熱い気持ちを感じた。
作業後、あたりをみたら、ほんとに小さな漁港だ。
漁船の人の話だと、まだ、漁には出てないけど、準備してるそうです。
早く、平穏な日が来る事を切に望みみます。
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