- 松本 敏樹
- そあら鍼灸院 院長
- 東京都
- 鍼灸師
対象:体の不調・各部の痛み
- 奈良 修次
- (鍼灸師 臨床検査技師)
『神農本草経』とは、神農の名に仮託したもので、
後漢頃に成ったとされる、中国で最古の薬物学の本です。
その中に、365種類の薬物があります。
それらが、上薬・中薬・下薬と3つに分類されます。
上薬は命を養う薬で、副作用はなく、長期に服用できて不老長寿の作用があります。
中薬は体力を養う薬。使い方次第で無毒にも有毒にもなるので服用には注意が必要。
下薬は病気の治療薬。副作用があるため長期間服用してはいけない薬です。
古代の中国では、今でいう外科系の医師や内科系の医師、食医、獣医の4つに分かれていて、
その中でも食医のランクが最高位とされていました。
それだけ口から入るものは、とても重要だということです。
臨床を通して考えてみれば、間違った食事、必要のないものを摂取することが、邪となって身体に現れている方が多くいる事を考えれば、とても納得できるなと感じます。
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