日経記事;資生堂ネット通販拡大 総合スーパー宅配もに関する考察 - 全国展開・地方展開 - 専門家プロファイル

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日経記事;資生堂ネット通販拡大 総合スーパー宅配もに関する考察

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皆様、
おはようございます。

グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁です。

12月10日付の日経電子版に、『資生堂、ネット通販拡大 総合スーパーの宅配でも』のタイトルで記事が掲載されました。

本日はこの記事に関して考えを述べます。

記事の主な内容は以下の通りです。

『資生堂は化粧品のインターネット通販の販路を広げる。来年4月に開く予定の直販サイトに加え、ネットで注文を受けた商品を宅配する総合スーパー各社の「ネットスーパー」でも売り出す。

来春の開始に向けイトーヨーカ堂やイオンなど複数企業と販売条件を詰めている。花王やコーセーもネットスーパー利用の実験や検討を始めており、大手化粧品の販売競争に拍車がかかりそうだ。

資生堂にとって総合スーパーは国内売上高の約2割を占める主要な販路で、全国の約3000店が同社の商品を販売している。

百貨店に比べ取扱商品の幅が広く、2000~5000円の中間価格帯を中心に「マキアージュ」など15~20ブランドを扱う店が多い。ネットスーパーでは一部高級ブランドを除く大半の商品を販売対象にする。

資生堂はネットスーパーを手がける店を対象に、個別に取引条件を結び直す。サイト上で消費者へのカウンセリング(相談や助言)に対応することなどを、同社商品取り扱いの条件にする。

花王もネットスーパー経由の販売に着手。11月に東京都内の総合スーパで主力の「ソフィーナ」の試験販売を始めた。コーセーも来春をメドに1000~2000円の低価格帯の主要ブランドを売り出す方針だ。

これまで化粧品大手は自社商品を積極的に販売する専門店に配慮し、ネット経由の販売に慎重だった。

ただ、今後はスマートフォン(高機能携帯電話)の普及などによりネット通販の比重が高まると判断。店舗販売と相乗効果の見込める販売手法などを探る構えだ。』


スマホ普及前から、国内市場はネット通販が普及していました。各種調査によると、インターネットを使用している世帯は60%位に達しており、スマホの普及はこのネット使用率の上昇を促しています。

インターネットを使っている人達の多くは、ヤフーやグーグルなどのサイトから色々な情報の検索を行い、商品やサービスの内容をチェックしています。

化粧品も同様に、各企業の商品内容の確認だけでなく、口コミサイトや価格比較サイトなどを含めて最新状況を確認しながら購買行動を決めています。

この記事を読むまでは、化粧品業界がネット通販を積極的に活用していなかったことを認識しました。意外感がありました。

現在、多くの企業がネット通販を活用して商品しています。ものが売れない時代で且つ少子高齢化や人口減で市場が縮小している時、販路を多様化して集客向上につなげるのは、常識的なマーケティング手法の一つです。

顧客に情報を届け、顧客が満足してくれれば、直ぐに購買を決定して注文を出してくれるのが、ネット通販のメリットです。

正しい情報を伝えて顧客が評価してくれれば、口コミサイトなどで顧客満足度があがり、商品販売数量の増加につながります。多くの零細・中小企業はヤフーや楽天などのネット通販を通じて商品販売をしています。

また、イトーヨーカ堂などが手掛けていますネットスーパーの売上は、ネットから24時間いつでも注文でき、自宅の玄関先まで配達してくれる利便性が受けて伸びています

今回、資生堂や他の化粧品企業も、店頭販売に加えてネットスーパーや自社のネット通販を強化し、売上向上を目指します。

化粧品の場合、顧客は新商品については、店頭で使用感などを慎重に確認しますが、一旦品質や使用感を確認すれば、同じ商品を継続して購入します。

リピート品は、一般的に安い店舗から購入します。ここに直販サイトやスーパーマーケットの通販サイトなどの販路を増やせば、顧客に届けられる選択肢が増え、売上向上が期待できます。

横並びの傾向が強い業界ですので、1社が始めれば他社も追随します。顧客にとっては、多様な販路から値段の安い商品購入の機会が増えますので、化粧品に対するネット通販の活用頻度が増えます。

従いまして、今回の化粧品業界のネット通販の導入は顧客から支持される可能性が高くなり、売上増への貢献が期待できます。

化粧品業界がネット通販を使い始めるとその特徴を生かした商品やサービス提供を新規に行う可能性もあります。

今後の動きをみていきます。

よろしくお願いいたします。

グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー GBM&A 山本 雅暁

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