【旅館再生:考】 オンとオフシーズンとスーパーオフシーズン - 経営コンサルティング全般 - 専門家プロファイル

伴 智之
コンセプト創造研究所 代表
東京都
経営コンサルタント

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閲覧数順 2016年12月04日更新

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【旅館再生:考】 オンとオフシーズンとスーパーオフシーズン

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旅館経営 【旅館再生:考】

今年の夏休みは各宿泊施設・観光地にとって

過去経験したことが無いものになりそうだ。


全国のエリアによっても状況は変わってくるが、

今までのオンシーズンオフシーズンになり、

オフシーズンスーパーオフシーズンになっている

エリアが存在している。


客足についてはどのエリアもそこそこの客数を

確保しているが、客単価の下落が止まらない。


以前、テレビで星のやの星野社長が

年間で黒字が出せる日が100日

年間で赤字が出る日が265日

と語っていたが、まさにその通りである。


それは日本で宿泊施設経営をしている多くの方が

同感ではないだろうか。


しかしこの比率が東日本大震災3.11を機に変わると

私は予想する。


同じような経営手法の場合、

年間で黒字が出せる日が70日

年間で赤字が出る日が295日

となるだろう。


比率では黒字1 : 赤字4 である。


年間20%の日の黒字で

80%の日の赤字を補わなければいけない。


さて、頭のいい人はもうお気づきであろう。


単純に考えましょう。例えば、

今まで

100日で毎日30万円黒字=3000万円の黒字

265日で毎日12万円赤字=3180万円の赤字

年間180万円の赤字。


それが、

土日も十分に埋まらず単価を落としたことによる

黒字減少と、コスト削減が行われないこと

によるコスト比率の増加で

 70日で毎日25万円黒字=1750万円の黒字

295日で毎日15万円赤字=4425万円の赤字

年間2675万円の赤字。


ここまで行くと即倒産であろう。


これは決して甘い見込みと思ってはいない。


・消費者志向の大きな変化

・安売りでしか対応できない(部屋を埋められない)宿

・今年後半に来るであろう震災二番底


残念ながら不安材料はたくさんある。

これは観光業界にとってスパイラルの入り口である。


しかし、こんなことに負けては行けません!


とりあえず、金融機関向けの次年度の事業計画書と

可能な限りネガティブな資金繰り表、

現実路線から30%ネガティブな資金繰り表

現実路線の資金繰り表

を作りましょう。

債務者区分を変更する前に、金融機関から

資料提出の矢の催促が来ることでしょう。

そんなことをしていたらお客様への対応が

なおざりになります。

なので今作りましょう!


同時に現状の事業評価をしましょう。

事業環境は震災から約5カ月過ぎた今も

刻々と変化しています。


一端リセットして新規開業と同様の気持ちで

事業を見つめなおしてみてはいかがでしょう?


再度申し上げます。

急いで作りましょう!これでも分からない方は

今年の年末までの現実路線の売上計画と

現状の資金繰りと9月の予約状況を机の上に

広げてよーく見てください。


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