カイロプラクティックと高血圧

こんにちは、体話プラクターの岩崎久弥です。

最近、メタボってあまり聞かなくなったような気がしますが、

今日は、高血圧の話です。

今年の世界カイロプラクティック大会（ブラジル）において研究発表が行われました。

その上位５位の中に、

アクティベータ・メソッド関連の研究発表が、３つも入っているんですね。

４位と５位は、アクティベータ・メソッドによる高血圧症への効果についてですが、

そのうちの一つを説明します。

検査の基準を満たした290名の被験者は、無作為に3つのグループのいずれかに割り当てられれ、

コントロール 群(95名;施術なし, プラシーボなし)

プラシーボ（偽）施術群 (96名; 非活性化装置での偽のアジャストメント)

積極的施術群（アクティベータ・メソッド施術 (99名; 活性化装置（アクティベータ器）でのアジャストメント)

T5からT1の胸椎領域を、

アクティベータ・メソッド・カイロプラクティック・テクニックのプロトコールに基づいて適切なサブラクセ－ションを分析し、

アクティベータ IV器を用いたプラセボ投与群と対照群では、

収縮期および拡張期の血圧の有意な変化が見られなかったのに対し、

積極的施術群（アクティベータ・メソッド施術）では

特定の胸部（T1へのT5）カイロプラクティックアジャストメントによって、

収縮期および拡張期血圧、並びに脈拍の減少が、

強力な統計的有意性に基づいた無作為比較試験の結果として示されました。

高血圧で悩まれていて、薬をとるかどうか微妙なところで迷われている方は、試してみてもいいのではと思います。

まずは、患者さんで高血圧がいらっしゃいますので、測定して、また報告します。