こんにちは。
将来型会計事務所LBA 会計士の岸井です。
こちらのコラム、11月から更新頻度を上げました。
するとどうでしょう。PV(ページビュー)がすごく上がっています。
それまでの月の平均の約10倍。。。
どこでもいわれることですが、継続することが重要なんですね。
さて、本日の話題は「公認会計士試験の出願数」です。
平成21年12月の短答式試験から、短答式試験を年2回行うことになりましたので、
その時からの出願数を並べてみますと・・・
平成21年12月の短答式試験 15,583名
平成22年12月の短答式試験 17,244名
そして先日発表になった今年の出願数、
平成23年12月の短答式試験が13,573名です。
今回の減り方は尋常ではないですね。
2年ほど前から会計士試験合格者の就職浪人問題が深刻になってきました。
しかし、それ以前から勉強を始めていた人は、一昨年や昨年、諦めることはなく出願したのでしょう。
それまでの勉強を無にすることはありませんからね。
そのうちに、状況は好転するだろうという見方もありましたから、なおさらです。
ところが、事態は好転するどころかさらに悪化しました。
就職できない=「公認」会計士になれないという話題が世間でも聞かれるようになりました。
そのような中、これから会計士試験の勉強を始めようと思う人が減ったのでしょう。
会計士受験はそれなりに勉強期間が必要ですから、数年ずれてこの影響が出始めたものと思います。
会計士=監査
という時代ではありません。
仮に監査の機会がなくても、会計はなくなりません。
逆風の中、あえて飛び込んで努力することは決してマイナスにはなりません。
12月11日(日)に受験する受験生13,573人にエールを送ります!!
このコラムの執筆専門家
- 岸井 幸生
- (東京都 / 公認会計士・税理士)
- LBA会計事務所 代表
社外から会社のビジネスを支えるプロ社外役員
顧問税理士以外で何でも相談できる人が欲しい、を提供しています。クライアントの皆様と夢を共有し、ビジネスに興味をもって最適なアドバイスを行っていくことが一番の貢献です。
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