結婚式準備中のよくある喧嘩　防止するには？

NOT + BUT　から　YES + AND　へ

打ち合わせにいっらしゃる新郎新婦は、結婚式が近づいてくると、喧嘩をしてしまったという声を耳にします。

理由は様々でしょうが、多くのことを決めていく中で、お互いの意見が合わずに、喧嘩になってしまう場合が多いのです。

また、どちらかが我慢をして意見を言わないというのも、いつかたまっていたものが噴出してしまいます。

できるかぎり、話合いをして　納得して決めたいきたいものです。

喧嘩防止策をひとつ、ご案内いたします。

話合いの中でついつい興奮してしまい、自分の意見をひたすら押し通そうとするのは、逆効果です。

同じ内容を言うのでも、　相手を否定して自分の意見を言う（NOT + BUT）のと、相手の（一部でも）賛成をして認めてから（YES + AND）、自分の意見をつけたすのでは、その後の行く末は雲泥の差。　きっと逆の立場を考えれば納得できるでしょう。

議論に勝つのが目的ではありません。

相手も納得したうえで、自分の希望や夢を叶えることが重要なのです。

例えば、こんなやりとりの場合

▽新郎は乾杯をビールでいいと思っているが、新婦はシャンパンで行いたい。

NOT + BUT

【新郎】　　　予算もオーバーしたことだし、乾杯はビールでいいよね。

【新婦】　　　そんな・・・（絶句）　だって好きなもの選んでいいって言ってたじゃない。

　　　　　　　　私のせいでオーバーしているわけじゃないのに、そんな言い方されても。

　　　　　　　  居酒屋じゃないんだから、ビールは　やだ。　絶対に！

　　　　　　　　高校の同級生の梨絵ちゃんもシャンパンだったし。

　　　　　　　　とにかく、ビールはありえないから。

【新郎】　　　予算が100万も越えてるんだよ。わかってる？

　　　　　　　　親族が多いんだから、みんなシャンパンよりビールがいいんだよ。

【新婦】　　　はじめは　全部私が決めていいって言ってたじゃない！　予算なんてオーバーするものよ！

　　　　　　　　・・・・延々

YES + AND　

【新婦】　　 ビールねえ・・・・（絶句しながらも言葉を選ぶ）　みんな飲みなれているし、予算も出ているもんね。

　　　　　　　祐ちゃん（新郎）の言うこと、よ～くわかるよ。

　　　　　　　（ここで、否定につながる接続語は一切使わない　　NG：だけど・そうはいっても・でも　）

　　　　　　　言いにくいけど、披露宴はシャンパンで乾杯して、そのボトルを持ち帰って、ふたりで誓いの言葉を書いて、結婚記念日にはボトルを飾って・・・そんな感じでいつも記念の同じ銘柄のシャンパンでお祝いしたかったけど、無理かなあ・・・・私の夢だったんだよね・・・。　　　　　 「一番搾り」で毎年乾杯ってことなのかな？（笑）　　　　　　　　　　　

【新郎】　　いいよ、そんな夢を持っていたんだったら。　お金なんて働けば何とかなるもんだから！

少し言葉を選び、冷静になることが大切ですね。そして、相手へ対しての心遣いにつながっていきます。

最近喧嘩気味の方へ　　是非、ご参考にしてください。　　

By 和婚ウェディング　胡蝶　　高野香奈子

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