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清水 健太郎
ライフクリエイション 代表
埼玉県
キャリアカウンセラー

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閲覧数順 2016年12月05日更新

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カウンセラーとして、講師として

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大切にしたいこと

  最近、様々な人脈を通して、多くのカウンセラーや講師の開催する講座を拝聴する機会があった。その中で私が感じたのは、学生に相対するスタンスは多様だということだ。気になるのは多くの講座が大人の経験や考えを押し付ける場になっているということだ。

 

 出会ったほとんどの方が年上だし、カウンセラーや講師としてはもちろん社会人としても経験豊富な方たちばかりだ。実績、経験もお持ちで、そのことを通してまだ未熟な学生たちに「あれはだめ、これはだめ」「こうしなさい、ああしなさい」と熱弁をふるう。存在感がばっちりで「この人すごい」「この人の言うことを聞こう」と思う学生もいることだろう。こうした講師やカウンセラーは多くの場合はフリーランスとして活動している場合が多く、自己主張が強くなるのも仕方のないこととも言える。

 

 しかし、私は自分を誇示するタイプのカウンセラーや講師にはなれないと今回の経験を通して通関したし逆に「存在感のない講師」を目指そうとも思ったほどだ。そのことには以前から違和感があった。もちろんカウンセラーの本質を考えたとき、自分を誇示するなどありえないことではあるのだが事実、世の中にはそういったタイプのカウンセラーがたくさん存在する。実際、色々な現場を見るとこんな疑問が湧く。「この時間は本当にクライアントの為になっているのだろうか?」と。

 

 多くの大人が自分が学生時代だったことを忘れている。今の実績、経験は学生時代には無かったことも。その後の努力や苦労によって培われたことも。私が宝物しているものがある。21歳の私が就職活動についてつづった「就活ノート」。奇跡的に残ったこの1冊が私に学生の気持ちを忘れずにいさせてくれる。ノートには社会人になる前の一人の若者の赤裸々な気持ちがダイレクトにつづられている。

 

 ああ、自分も不安の渦の中にいたんだ。怖かったんだ。なにも分からなかったんだ。今、私が対面している学生たちと何も変わらない。彼らも不安で苦しく、何も分からないのだ。そのことで彼らを責めるのは本末転倒。だからこそ、学生の就職を支援するものが存在する。

 

 そう考えると自分の存在誇示などどうでもよく、カウンセラーとして向き合っている45分が本当にクライアントの為になっているか?講師として向き合っている数時間が受講者にとって学びになったのか?大切なのはそのことである。

 

 一過性のショック療法でインパクトを与え目先の対処法を持ち帰らせえるより、根拠や道筋を立てて本質から解決できる方法を教えることを私は選びたい。そのために、私は目立つ講師になるつもりも無ければ、存在を誇示するカウンセラーになるつもりもない。

 

 全ては私と関わった人の少しでも多くが気づき、学び、独り立ちしていってくれることが願いなのだから。

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