就活の現場から『14回の面談』最終回 - 転職・就職全般 - 専門家プロファイル

清水 健太郎
ライフクリエイション 代表
埼玉県
キャリアカウンセラー

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対象:転職・就職

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就活の現場から『14回の面談』最終回

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5回目の面談を終える頃から行動は出来るようになった。訪問する企業数も劇的に増えてきた。しかし反面色々なものを見すぎてやりたいことがごちゃごちゃしている彼女がいたが面談でそれもだいぶ整理できた。そして6回目の面談。彼女と初めて選考の振り返りをした。そこで彼女はこんな言葉を漏らしている。

 「向いているか向いていないか私が決めることではないと思った。」

 心配性だった彼女の口からこんな言葉が出たのだ。この言葉は新卒の先行に挑む心構えを代弁している。残念ながら社会人として未経験の新卒の立場では業界や仕事を自分本位で「やりたい、やりたくない」と決めることはオススメできない。もちろん、何でもよいから受けろと言っているのではない。複数の軸や希望業界を持って行動しその中で自分の考えを精一杯伝え、あとはむしろ企業の判断に任せる。彼女にはそんな落ち着きと度胸も備わってきたのだ。それもこれも土台からしっかり準備してきたに他ならない。

 その後何回か実践(選考の面接など)と面談(行動の振り返り)を繰り返し、ある企業の先行が最終面接まで来たのだった。数えて13回目の面談のときだった。最終面接での対策を質問を交えて彼女に聴きながらフィードバックし準備してきた内容を確認する。本当に以前とはまるでデキが違う。自分の目で見てきたこと(店舗見学や会社説明会)を自分の言葉で伝えているし、等身大の彼女の考えがしっかりと入っている。これなら・・・きっと・・・結果は出るハズ。キャリアカウンセラー9年目の直感だった。

 <何が変化したのか>最後まで心配性で自信が無いクライアントではあったが、真摯に自分と向き合い、等身大の自分を表現し伝える意識を継続して出来たことで「これで大丈夫」というものが出来た。迷っても返って来る場所、意識が出来た。迷いながらも自分とやってきたことを信じ活動できた。もし表面だけのスキルに頼った就活であれば、周りの状況や言葉に振り回されるだけ振り回され、「これで大丈夫」というものがないまま、何が正しいのか、何が違うのかもわからず就職活動を続けていたかもしれない。

 『就職力=人間力=日常力』私はこう思ってやまない。

 14回目の面談は彼女と内定というひとつの喜びを共有する時間になった。

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