- 中沢 努
- パンセ・ソバージュ・アンド・カンパニー 代表
- 東京都
- コンサルタント・研修講師・講演講師
対象:顧客満足・コンプライアンス研修
- 中沢 努
- (コンサルタント・研修講師・講演講師)
- 中沢 努
- (コンサルタント・研修講師・講演講師)
・「放射能汚染牛乳をなくす方法」と「牛乳メーカーや牛乳業界に放射線データを開示させる方法」について
牛乳への放射能汚染の疑いが晴れません。
牛乳業界が風評被害を気にして数値を公表しないからだそうです。
牛乳メーカーや牛乳業界に放射線データを開示させる方法は何か?
それは「牛乳を買わない」です。
なぜか?
◆ 牛乳業界が放射線データを開示しないのは「開示しなくても済んでいるから」です。
◆なぜ開示しなくても済んでいるのか?
◆「開示しなくても売れているから」です。
風評被害を気にしているということは「売り上げが減ることを気にしている」ということです。
つまり、牛乳メーカーや牛乳業界が困るのは、「牛乳が売れなくなり」「儲けが減る」ことなのです。
どの企業でもそうですが、売り上げが落ちたらその原因を見つけ、それを取り除こうとします。
だから、
◆ まず地域で「放射線データが開示されないから牛乳の売り上げが落ちた」という現象を起こす。
◆ それを全国区へと拡大させる。
牛乳業界に嫌がらせをしろと言っているのはありません。
◆「経済的要因で開示しないのであれば、開示したくなるような経済的インセンティブ(誘因)を与えればいい」◆
と言っているのです。
安全な数値であれば開示したとしても痛くもかゆくもないでしょう。
安全でない数値であれば、出荷していたことが不正になります。
暫定基準値内で法的には問題ないとしても消費者がそれを好まないのであれば、消費者が好むように改良するでしょう。
それが企業の姿なのですから。
(無断転載や無断複製禁止)
中沢努 「人間としてのコンプライアンス原論」の内容をコラム用に書き換え
※ これは、弊社が行っている教育やコンサルティング で実際に使用しているものです。
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