- 萩原 貞幸
- 株式会社ファンドファンクション 代表取締役社長
- 大阪府
- 経営コンサルタント/起業家
対象:経営コンサルティング
- 戸村 智憲
- (経営コンサルタント ジャーナリスト 講師)
■アセットライト戦略
家電業界においてアセットライト、つまり資産を軽量化する戦略が流行っている。
家電企業における資産の軽量化とは、自社生産のアセットを軽くするために業務委託等の
形で外部へ委託したりすること。
この戦略をとりつつあるパナソニックやソニーは
当然 有形固定資産回転率(売上÷有形固定資産)は高くなっており、
サムスンは低い。
一方、従業員一人あたりの売上高については、サムスンが高く
ソニー、パナソニックは低い。
原因の一つとして固定費である人件費負担が
ソニー、パナソニックは大きいということが考えられるが、
ここに効率性の問題があると考える。
一つは機械効率性
サムスンは固定資産が大きい分、少人数で生産できる体制が整い
機械自体の生産性が高いと考えられる。
もう一つは人材配置の効率性
日本企業においては、世界的にシステム化されている部分においても
人海戦術で行っている部分がある。
日本は機械システムにおいては最前線と考えられ、確かにそうなのだが
古くからモノづくりを営む日本企業は、以外と古いシステムを
改善改善したりしていることが多く、以外と新興国の方が最新システム
が導入されているケースは結構多いです。
ソニー、パナソニックの改善方法としては、
よくいわれるリストラか
売上増。
是非、大企業の皆様には、売上増に取り組んでもらいたい。
中堅・中小企業は経営資源が十分にないため
何か新しいことをはじめるにも本当に大変なのです。
この経営資源をもつ大企業は
単純にリストラということで人員削減するのではなく
今のような景況、世界情勢だからこそ
人財をいかに活用して、新規事業なり何なりで
売上を上げることに取り組んでいただきたい
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