- 萩原 貞幸
- 株式会社ファンドファンクション 代表取締役社長
- 大阪府
- 経営コンサルタント/起業家
対象:経営コンサルティング
- 戸村 智憲
- (経営コンサルタント ジャーナリスト 講師)
ファンドを組成すること、ファンドで収益をあげることを
目的にしてしまうと、うまくいく確率が格段に低くなります。
ファンドはあくまで目的を達するための手法です。
今般 みずほ証券等が出資するポラリス・キャピタルのファンドが
中堅物流会社 関東運輸を50億円にて買収
社長継続、4~5年後の株式価値を高め上場という話だそうです。
買収の経緯、目的の詳細がわかりませんが
WEBや新聞の情報を見る限り
第三者からは、ファンドの収益が目的という形に、
どうしても映ってしまいます。
ファンドは、あくまで手法であるため、この買収によって
関東運輸が どこを目指して、どう生まれ変わるのか、そして
社会に対して新しくどういった価値を提供していくのか
ということが最重要
です。
このベクトルが株主、社員、経営者間において一致してこそ
企業価値が上がるのです。
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