妊婦さん赤ちゃんと水道水の放射線量 - 心と体の不調全般 - 専門家プロファイル

松本 敏樹
そあら鍼灸院 院長
東京都
鍼灸師

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対象:心と体の不調

茅野 分
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(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
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市原 真二郎
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閲覧数順 2024年04月19日更新

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妊婦さん赤ちゃんと水道水の放射線量

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妊婦さん

2011.3月13日、急に東京都の水道水に210Bq(ベクレル)という放射線量が観測され、“乳児の水道水の飲用を避けること”という報道がされました。

小さいお子さんがいらっしゃるお母さん、お父さん、妊娠中の方はとても心配だと思います。

しかし、現在の状況をきちんと知らずに過剰に心配しすぎて、妊婦さんや赤ちゃんに水分が足りなくなり脱水症状を起こすほうがずっと危険です。

まず今回の210Bqという放射線量についてですが、これをSV(シーベルト)に直してみます。

乳児の一日の平均的ミルク摂取量(ミルクのみの場合)は1Lですね。

この1Lの水に今の東京の水道水(210Bq)を使用した場合・・・

210Bq ×2.2×10⁻⁵

=4.62×10⁻3mSV(ミリシーベルト)

=4.62μSV(マイクロシーベルト)  となります。

年間の自然放射線被ばく量(一年間普通に生活していて、浴びる放射線量)は平均で

2400μSVです。日本の場合は更に少なくて1500μSVと言われています。

つまり、赤ちゃんが今の東京の水道水を100日間ミルクで使用した場合でも

1500+4.62×100

=1962μSV

海外生活を送るより少ない値ですね。

今後の結果を見守る必要はあると思いますが、過剰に心配することなく対応していきたいものです。

 

そあら鍼灸院

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