写真では、1枚の板が約180mm角くらいの見え掛かりですが、実際には重ねて貼っているので雨仕舞いの関係上、3倍の550〜600mmの長さです。
板を貼る前に一枚一枚防腐塗料を施し、丁寧に貼り込んでいます。
都市の中ではなかなか木の外壁を使う機会がありませんが、建物の中間に縁側的なスペースを挟み込んでいるのが建物の表情として表れ、街に豊かな表情を供給するように、ザクロのように少し毛深い表情を持った住宅にしたかったのです。
この住宅は、お陰様で American Wood Design Award 2006 においてHonor Award を受賞いたしました。
6/29〜7/11の期間、新宿のリビングデザインセンターOZONE・3F・OZONEプラザにて展示中です。
このコラムの執筆専門家
- 納谷 学
- (神奈川県 / 建築家)
- 納谷建築設計事務所 主宰
家は住む人のもの。芸術でも、敷居の高いものでもありません
日本の街並み、住環境を豊かな空間に変えたい。建築が出しゃばることなく住む人のための住宅を提案したい。皆さんの家への願いを最短かつ最適に適えたい。だから僕らに遠慮なく何でも話してください。住宅はあなたのものなのですから。※僕が納谷兄弟の兄です
044-411-7934
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