こんにちは。
将来型会計事務所LBA 会計士の岸井です。
昨日、寒くなりましたねー、ということを書きましたが、
今朝はさらに一段と寒かった・・・。
震災から8カ月経ちましたが、まだまだ復興には程遠いようです。
仮設住宅の映像を見ると、防寒対策が不十分なところも多く、
お年寄りは特に体に負担がかかっている様子でした。
普段の生活や健康に関わる部分は早く解消してもらいたいです。
さて、本日のネタです。
固定資産の管理は、仕訳(試算表)での管理と、固定資産台帳での管理の両面から行います。
固定資産の取得時は、試算表の増加と固定資産台帳の増加との一致を確認できますし、
固定資産台帳に載せないと、減価償却がわからないため割ときっちりと管理されていますが、
逆に売却したり除却した時にそのままにしていることがよくあります。
つまり、もう存在しない固定資産が固定資産台帳や帳簿に載っているという事態になるわけです。
ありもしない減価償却を計上していることになりますので、当然その分が「脱税分」となってしまいます。
少なくとも、年度末には固定資産台帳と現物を突き合わせて両者の一致を確かめましょう。
また、現物と一致した固定資産台帳と試算表上の固定資産の額が一致していることも確かめましょう。
公認会計士 岸井幸生
このコラムの執筆専門家
- 岸井 幸生
- (東京都 / 公認会計士・税理士)
- LBA会計事務所 代表
社外から会社のビジネスを支えるプロ社外役員
顧問税理士以外で何でも相談できる人が欲しい、を提供しています。クライアントの皆様と夢を共有し、ビジネスに興味をもって最適なアドバイスを行っていくことが一番の貢献です。
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