- 小林 幹夫
- 有限会社 電気の問題解決
- 静岡県
- 経営コンサルタント
対象:経営コンサルティング
- 戸村 智憲
- (経営コンサルタント ジャーナリスト 講師)
- 荒井 信雄
- (起業コンサルタント)
家庭の電気の基本料金は、
東京電力の場合、
色のついたブレーカーの従量電灯B契約で、
10A273円、
60A契約でも1638円です。
オール電化の電化上手契約でも、
6KVA以下だと1260円です。
安いですよね。
乾電池と比べればわかりますよね。
でも家庭だと安い基本料金が、業務用だと高いんです。
それも、過去一年間で一番使用量の多い30分で、決まってしまいます。
これがデマンドです。(500kw以上は電力会社と協議)
使った電気量が少なくても、
過去一年間に
沢山使った30分間があると、
基本料金が高いままなので、
電気代が高くなってしまいます。
例えば旅館の場合、
8月のお盆にお客さんが多くたくさん電気を使うと、
その後1年間、電気使用量が少ない月でも
高い基本料金を払わなくてはなりません。
私たちのコンサル先でも、
料金の半分近くが「基本料金」という会社があります。
ものすごくもったいないです。
そのためデマンド値(30分の平均値)を下げる機器がたくさんあります。
でも、いいものばかりではありませんよ。
ちゃんと選んでください。
デマンドコントローラ・警報器の販売はしませんが、ご相談ください。
そもそも、機器なしでも、デマンドは日常業務で減らせます。
高校の恩師も、
島田工業高校時代に電気量が多い1日をみつけて、
電気代を大幅に削減したそうです。
たった一日減らしただけですよ。
でも業者さんから、
そんな話は聞かないでしょう、
それは機械を売らないと儲からないからです。
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