- 別所 諒
- ビジョン・コンサルティング 別所諒 主宰
- 東京都
- マーケティングプランナー
対象:文章制作・編集
- すずき かずたか
- (絵本作家・絵本作成出版代行者)
本来、広告に使用してはいけない言葉であるもの関わらず、
お客さんから使ってくれと言われて困る言葉がある。
さて、以下の4つのうち、使用してはいけない言葉はどれだろう?
信頼
安心
満足
使命感
ちなみに、どれも使うべきでないという意見は最もだが、
わかりやすくカテゴライズしたと考えていただきたい。
NGは 信頼 安心 満足
OKは 使命感
理由を説明する。
信頼、安心、満足とは、誰の感情になるか?
お客さんである。
では、広告のメッセージを発するのは誰か?
売り手である。
広告の出し手がお客さんの感情を表現するということは、
「こう思え!」と言っているのと同じになる。
(お客さんの感情を表現したがる会社は、日常から逆のことを思われているケースが多い。
だから、押し付けがましくなるのは仕方がないと理解している)
使命感は、売り手の感情なので一応OK。
(洗練された言葉ではないが・・・)
広告とは、信頼、安心、満足という言葉を使わずに、
信頼、安心、満足を実感できる言葉を使い、クリエイティブをすることだ。
安直な方法になるが、業界第1位という表現が使われるのは、ここに理由がある。
広告を作成する際、「お客さんが見たら信じるか?」ということを考える必要がある。
ただし、広告の出し手が自社商品やサービスに入れ込むほど、
お客さんの目線には立ちにくい。
そこで、広告の制作者の客観性が大切になる。
痛いところをつくというのは、
場合によっては、担当者を激怒させ、出入り禁止になる可能性もある。
それでも、意見を言うことが必要。
営業的には恐ろしく、制作者としては思ったことを言う。
まぁ、毎度悩む所ではある。