今回もその続きです。
以前、「腰痛の今」シリーズでも「医師の態度や説明が回復を遅らせる?!」と言う研究をご紹介しているのですが、再度ご紹介しましょう。
この研究は、1987年にThomas KBによって、こんな論文が発表されました。
腰痛を含むありふれた症状を訴える患者200名をあつめ、楽観的な説明をした治療群と無治療群、悲観的な 説明をした治療群と無治療群の4つに無作為に割り付け、初診時から2週間後の改善率を調査しました。
その結果、楽観的説明を受けた患者の回復率が高かったのです。
心とカラダの密接なつながりは、経験の中で、ほとんどの人は知っていることではありますが、普段の日常で「心とカラダの関係性」という視点で症状や病気を捉えている人は少ないと思います。
次回もどんどん、心とカラダの密接なつながりをご紹介していきますね。
お楽しみに。
山中英司
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このコラムの執筆専門家
- 山中 英司
- (カイロプラクター)
- 陽開カイロプラクティック
「体は心の鏡」 体の解放は、心の解放からはじまります
臨床を通して痛感することは、体は心の鏡のような存在だということ。様々な症状の裏には、もう一人の自分からのメッセージが隠されています。カラダを診るプロフェッショナルとして、クライアントの心とも真剣に向き合うことを信条にしています。
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