- 富樫 孝幸
- 有限会社 プラネット環境計画 代表 一級建築士
- 東京都
- 建築家
対象:住宅設計・構造
現在、着工している住宅の床は「ビアンコカララ」という大理石です。
大理石の床というと、一般の方は「えー!」と驚きますが
今まで何棟か石やテラコッタの床の家を設計していますが
生活している建て主さんに聞くとすこぶる評判がいい。
今年のような猛暑、空気まで暑く感じる夏でしたが
石はひんやりとして素足で歩くと気持ちがいい。
東南アジアなど1年中暑い国にいくと
ホテルの客室に石やテラコッタの素材を使ったところも多くあります。
冬は、床暖房を使用すると熱伝導率が高いので
フローリングなどに比べ、早く部屋が温まる。
短所は、素材が硬いため食器などを落とすと割れやすい。
長時間立っていると足が疲れやすい。
今まで設計した住宅では、石の素材と木の素材を上手く使い分けることで
解決できます。
何よりもイタリアの家具などがよく似合い、とてもスタイリッシュな空間になります。
石の床、なかなか気持ちがいいものです。
3階建て住宅・健康住宅・狭小住宅・再生住宅・リノベーション プラネット環境計画
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